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J-GLOBAL ID:200903078903087603

電気二重層コンデンサ電極の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 辻 実
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996137688
Publication number (International publication number):1997298134
Application date: May. 07, 1996
Publication date: Nov. 18, 1997
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】特に大電流用途に適した、固有抵抗が小さく、静電容量の大きな電気二重層コンデンサ用電極とその製法。【解決手段】ベンゼンのグラファイト構造の炭化物は電気抵抗が小さいという性質を有し、一方ポリ塩化ビニリデン樹脂等熱可塑性樹脂の炭化物は電気二重層コンデンサの電極として優れているが電気抵抗が大きい。そこで、熱可塑性樹脂とベンゼンの混合物を熱可塑性樹脂の融点温度以上、又はその融解に伴う吸熱反応が終了する温度以上で、かつ酸化反応が始まる温度以下で加熱し仮焼きした樹脂を常温まで冷却し粉末にした仮焼き粉末樹脂を加圧しながら前記樹脂の酸化反応が始まる温度以上の温度で加熱し成形炭素体を製造することにより、熱可塑性樹脂にベンゼンが分散され、それを炭化するので、熱可塑性樹脂の炭化物の間に、グラファイトが分散された炭化物を生成することができ、生成された炭化物の電気抵抗を下げることができる。
Claim (excerpt):
熱可塑性樹脂とベンゼンとを混合する工程と、該混合された混合物を熱可塑性樹脂の融点温度以上で、かつ酸化反応が始まる温度以下の第1の加熱温度で加熱し仮焼き樹脂を製造する工程と、その仮焼き樹脂を常温まで冷却し粉末にし仮焼き粉末樹脂を製造する工程と、その仮焼き粉末樹脂を加圧しながら前記樹脂の酸化反応が始まる温度以上の第2の加熱温度で加熱し成形炭素体を得る製造工程と、からなることを特徴とする電気二重層コンデンサ電極の製造方法。
IPC (3):
H01G 9/058 ,  C01B 31/02 101 ,  C04B 35/52
FI (3):
H01G 9/00 301 A ,  C01B 31/02 101 A ,  C04B 35/52 A
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
  • 電気二重層コンデンサ用電極の製法
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平6-067827   Applicant:いすゞ自動車株式会社
  • 特開昭63-140515
  • 特開平4-057314
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