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J-GLOBAL ID:200903080676012817
高水分材料の凍結濃縮方法及び装置
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
森下 靖侑 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992351072
Publication number (International publication number):1994170107
Application date: Dec. 07, 1992
Publication date: Jun. 21, 1994
Summary:
【要約】【目的】 高水分材料の過冷却状態を圧力により破壊してその高水分材料を凍結させるとき、その圧力を低くすることにより粒状の氷結晶が生成されるようにして、濃縮液と氷との分離効率を高める。【構成】 高水分材料は材料容器6内に封入されて、圧力容器状の晶析器1内に設置される。その晶析器1は冷却ジャケット17により冷却され、それによって高水分材料が過冷却状態とされる。晶析器1内には静圧媒体が満たされており、高圧ポンプ15によって更に静圧媒体を注入することにより、その晶析器1内の高水分材料に静圧が加えられる。その場合、晶析器1内に導入される静圧媒体は、温度調節ジャケット16により高水分材料よりも高い温度に制御される。晶析器1内の静圧媒体の温度が高水分材料の温度よりも高くなったとき、その材料に加えていた圧力を開放する。すると、高水分材料は、その過冷却状態が解除されて凍結し、粒子状の氷結晶が生成される。そこで、その氷結晶を成長させる。それによって、濃縮液を含まない粒状の大きな氷結晶が得られる。
Claim (excerpt):
晶析器の内部を容積可変の2室に仕切り、その一方の室に静圧媒体を満たすとともに、他方の室に高水分材料を収容しておき、その晶析器を冷却することにより前記高水分材料を過冷却状態とした後、前記晶析器の静圧媒体室内に、前記高水分材料を過冷却状態に保つ冷媒の温度よりも高い温度に制御された静圧媒体を圧入して、前記過冷却状態にある高水分材料に静圧を加え、前記晶析器内の静圧媒体の温度が前記高水分材料の温度よりも高くなったとき、前記静圧を除去することによりその高水分材料を部分的に凍結させ、生じた氷を核として常圧下において氷結晶を成長させた後、その氷を分離することからなる、高水分材料の凍結濃縮方法。
IPC (2):
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