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J-GLOBAL ID:200903080764783637

エチレン・α-オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体の製造方法、エチレン・α-オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体および該共重合体の用途

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴木 俊一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995318400
Publication number (International publication number):1997071617
Application date: Dec. 06, 1995
Publication date: Mar. 18, 1997
Summary:
【要約】【課題】 エチレンと炭素数3以上のα-オレフィンと非共役ポリエンとを高活性で、かつα-オレフィンを高い反応率で、しかも優れたランダム共重合性で共重合させることができるエチレン・α-オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体の製造方法、および該製造方法によって得られる組成分布が狭く機械的強度に優れ、低温柔軟性・耐熱老化性に優れたエチレン・α-オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体、さらに該共重合体の用途を提供する。【解決手段】 クレームに[I]または[II]で示されるメタロセン化合物を含むメタロセン系触媒の存在下に、(a) エチレンと、(b) 炭素数3以上好ましくは4〜10のα-オレフィンと、(c) 非共役ポリエンとをランダム共重合させる。本発明で製造されるエチレン・α-オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体は、Tαβ/Tαα比が0.5以下であり、B値が1.00〜1.50であり、Tgが-50°C以下であるなどクレームに示される特性(i) 〜(vii)を満たすことが望ましい。
Claim (excerpt):
下記式[I]または[II]で示されるメタロセン化合物を含むメタロセン系触媒の存在下に、(a) エチレンと、(b) 炭素数3以上のα-オレフィンと、(c) 非共役ポリエンとをランダム共重合させることを特徴とするエチレン・α-オレフィン・非共役ポリエンランダム共重合体の製造方法;【化1】(式中、Mは周期律表第IVB族の遷移金属であり、R11およびR12は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基、ケイ素含有基、酸素含有基、イオウ含有基、窒素含有基またはリン含有基であり、R13は炭素数1〜20のアルキル基であり、R14は炭素数1〜20のアルキル基であり、X1 およびX2 は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基、ケイ素含有基、酸素含有基またはイオウ含有基であり、Yは、炭素数1〜20の2価の炭化水素基、炭素数1〜20の2価のハロゲン化炭化水素基、2価のケイ素含有基、2価のゲルマニウム含有基、2価のスズ含有基、-O-、-CO-、-S-、-SO-、-SO2 -、-NR15-、-P(R15)-、-P(O)(R15)-、-BR15-または-AlR15-(R15は水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20のハロゲン化炭化水素基)である。)、【化2】(式中、Mは周期律表第IVB族の遷移金属であり、X3 およびX4 は互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数6〜10のアリールオキシ基、炭素数2〜10のアルケニル基、炭素数7〜40のアリールアルキル基、炭素数7〜40のアルキルアリール基、炭素数8〜40のアリールアルケニル基、OH基またはハロゲン原子であり、R21は、互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン化されていてもよい炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基または-NR2、-SR、-OSiR3、-SiR3または-PR2基(Rはハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基または炭素数6〜10のアリール基)であり、R22〜R28は、上記のR21と同様であるか、あるいは隣接するR22〜R28がそれらの結合する原子とともに、芳香族-または脂肪族環を形成していてもよく、【化3】=BR29、=AlR29、-Ge-、-Sn-、-O-、-S-、=SO、=SO2、=NR29、=CO、=PR29または=P(O)R29である(ここでR29およびR30は、互いに同じでも異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のフルオロアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数6〜10のフルオロアリール基、炭素数1〜10のアルコキシ基、炭素数2〜10のアルケニル基、炭素数7〜40のアリールアルキル基、炭素数8〜40のアリールアルケニル基または炭素数7〜40のアルキルアリール基であるかまたはR29とR30とはそれぞれそれらの結合する原子とともに環を形成してもよく、M2 は、珪素、ゲルマニウムまたはスズである。)。
IPC (2):
C08F210/18 MJP ,  C08F 4/642 MFG
FI (2):
C08F210/18 MJP ,  C08F 4/642 MFG
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (7)
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