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J-GLOBAL ID:200903081538907060

減衰力調整式油圧緩衝器

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 萼 経夫 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994085591
Publication number (International publication number):1995269627
Application date: Mar. 31, 1994
Publication date: Oct. 20, 1995
Summary:
【要約】【目的】 減衰力調整式油圧緩衝器において、伸び側および縮み側の減衰力をピストン速度にかかわらず直接制御する。【構成】 シリンダ2内にピストン3を嵌装する。シリンダ上下室2a,2b間を逆止弁7,9 とオリフィス8,10とを有する第1、第2連通路5,6 で連通させる。第1連通路5にポペット弁17を設け、第2連通路にポペット弁19を設ける。ピストン部材16によりポペット弁17,19の背面側の圧力室を第1室15a と第2室15b とに画成する。ポペット弁17,19とピストン部材16との間に第1、第2ばね部材18,20を介装する。第2リリーフ弁27で第2室15b の圧力を調整すると、シリンダ上室2aと第2室15b の圧力に応じてポペット弁17が開き伸び側の減衰力を直接制御できる。第1リリーフ弁26で第1室15a の圧力を調整すると、シリンダ下室2bと第1室15a の圧力に応じてポペット弁19が開き伸び側の減衰力を直接制御できる。
Claim (excerpt):
油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装され前記シリンダ内を2室に画成するピストンと、一端が前記ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部まで延ばされたピストンロッドと、前記シリンダ内の2室を連通させる第1および第2連通路と、前記第1連通路に設けられ前記ピストンロッドの伸び行程時の油液の流通のみを許容する逆止弁および該逆止弁をバイパスするオリフィスと、前記第2連通路に設けられ前記ピストンロッドの縮み行程時の油液の流通のみを許容する逆止弁および該逆止弁をバイパスするオリフィスと、前記第1連通路の逆止弁およびオリフィスの上流側に配置され伸び行程時の油液の圧力を受けて開弁して減衰力を発生させる伸び側減衰力調整弁と、前記第2連通路の逆止弁およびオリフィスの上流側に配置され縮み行程時の油液の圧力を受けて開弁して減衰力を発生させる縮み側減衰力調整弁と、前記伸び側減衰力調整弁および縮み側減衰力調整弁の背面側に形成された圧力室と、該圧力室に摺動可能に嵌装され前記圧力室内を前記第1連通路に連通する第1室と前記第2連通路に連通する第2室とに画成するピストン部材と、該ピストン部材の一端部と前記伸び側減衰力調整弁の弁体との間に介装される第1ばね部材と、前記ピストン部材の他端部と前記縮み側減衰力調整弁の弁体との間に介装される第2ばね部材と、前記圧力室の第1室と縮み行程時に低圧となる第1低圧室とを連通し、該第1室から該第1低圧室へのみ油液の流通を許す第1リリーフ通路と、前記圧力室の第2室と伸び行程時に低圧となる第2低圧室とを連通し、該第2室から該第2低圧室へのみ油液の流通を許す第2リリーフ通路と、前記第1リリーフ通路を開閉して前記第1室の圧力を調整する第1リリーフ弁と、前記第2リリーフ通路を開閉して前記第2室の圧力を調整する第2リリーフ弁とを備え、前記圧力室の第1室の圧力を前記ピストン部材および第2ばね部材を介して前記縮み側減衰力調整弁の弁体に閉弁方向に作用させ、第2室の圧力を前記ピストン部材および第1ばね部材を介して前記伸び側減衰力調整弁の弁体に閉弁方向に作用させるようにしたことを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
IPC (2):
F16F 9/46 ,  B60G 17/08
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)

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