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J-GLOBAL ID:200903083095939277

イオンチャネルの電気生理的性質を測定及び/または監視するための基体及び方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 江崎 光史 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2001528683
Publication number (International publication number):2003511668
Application date: Oct. 02, 2000
Publication date: Mar. 25, 2003
Summary:
【要約】本発明は、測定電極の周りに細胞が高抵抗性シール(ギガシール)を形成し、そのため細胞膜を通って流れる電流を測定及び監視するのに適した、電気生理学的測定コンフィグレーションを得るための基体及び方法に関する。この基体は、典型的には、細胞膜中の電気的事象を調べるための装置の一部、例えば生物膜中のイオン移動チャネルを調べるために利用されるパッチクランプ技術を行うための装置の一部である。この基体は、ウェハ加工技術により形成され統合された測定及び基準電極を持つ複数の測定部位または測定部位の列を有する。これらの電極は、一方の電極によるイオンの引き渡し及び他方の電極によるイオンの受領によってそれらの間に電流を伝導するように適合されており、そして典型的には銀/ハロゲン化銀電極である。これは、測定電極と細胞内部との間に直接的な電気的接続があるコンフィグレーション、すなわち全細胞測定コンフィグレーションにおいて細胞を効果的にかつ短時間で測定することが可能とする。
Claim (excerpt):
第一の表面部と反対側にある第二の表面部とを有する平坦な基体であって、上記第一の表面部は、イオンチャネル含有構造体を保持するようにそれぞれ適合された複数の部位を有し、各々の部位はそれに付随する測定電極を有し、上記基体は一つまたはそれ以上の基準電極を有し、上記測定電極及び各々の基準電極もしくは複数の基準電極は、互いに電解質を介して接続されそしてそれらの間に電位差が加えられた際に、一方の電極からのイオンの引き渡し及び他の電極によるイオンの受領によりそれらの間に電流を発生することができる電極であり、上記部位のそれぞれは、その部位に保持されたイオンチャネル含有構造体とこの部位の表面部との間に高電気抵抗シールを供するように適合されており、このシールは、供された際に、イオンチャネル含有構造体の一つの面上に定義されかつ測定電極と電解質を介して接続しているドメインを、このイオンチャネル含有構造体の他の面上に定義されかつ各々の基準電極と電解質を介して接続しているドメインから隔離し、それによって上記電極の間で上記イオンチャネル含有構造体のイオンチャネル中を流れる電流を測定及び/または監視することができ、そして上記電極は上記基体に統合されており及びウェハ加工技術により形成されたものである、上記基体。
IPC (5):
G01N 27/416 ,  G01N 27/04 ,  G01N 27/22 ,  G01N 27/447 ,  G01N 33/483
FI (5):
G01N 27/04 Z ,  G01N 27/22 C ,  G01N 33/483 E ,  G01N 27/46 336 M ,  G01N 27/26 301 A
F-Term (15):
2G045CB01 ,  2G045FA34 ,  2G045GC20 ,  2G060AA06 ,  2G060AC02 ,  2G060AD06 ,  2G060AE40 ,  2G060AF01 ,  2G060AF04 ,  2G060AF08 ,  2G060AG03 ,  2G060FA01 ,  2G060HC13 ,  2G060HC19 ,  2G060KA09
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3) Cited by examiner (4)
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