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J-GLOBAL ID:200903083403098491

非水電解質二次電池とその負極の製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石原 勝
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998145667
Publication number (International publication number):1999045715
Application date: May. 27, 1998
Publication date: Feb. 16, 1999
Summary:
【要約】【課題】充電および放電によりリチウムイオンがインターカレーションおよびディインターカレーションを可逆的に繰り返すことができる負極用黒鉛粉末において、従来は、1g当たりの理論容量372mAhに近い値を達成していなかった。また、高率充放電特性を向上させると高温下での保存性に問題があった。本発明はこれらの問題を解決することを目的とする。【解決手段】(002)面の面間隔(d002)が3.350〜3.360Åであり、C軸方向の結晶子の大きさ(Lc)が少なくとも1000Å以上である鱗片状黒鉛粒子をさらに微粉砕する過程で、角取りしてディスク状またはタブレット状粒子とし、篩分けにより平均粒径10〜30μmでかつ、一番薄い部分の厚さの平均値が3〜9μmでかつ、広角X線回折法による(110)/(004)のX線回折ピーク強度比が0.015以上の範囲に規制した粉末を用いることにより、従来の諸問題をバランスよく解決し、高エネルギー密度で高率放電性能および高温放置下における信頼性の向上を達成し得るものである。
Claim (excerpt):
正極と負極とこれらの間に配されるセパレータを備え、前記負極は、充電および放電によりリチウムイオンがインターカレーションおよびディインターカレーションを可逆的に繰り返すことができる負極材料として、広角X線回折法による(002)面の面間隔(d002)が3.350〜3.360Åであり、C軸方向の結晶子の大きさ(Lc)が少なくとも1000Å以上である鱗片状または塊状黒鉛粒子をさらに微粉砕する過程で、角取りしてディスク状またはタブレット状粒子とし、篩分けにより平均粒径が10〜30μmでかつ一番薄い部分の厚さの平均値が3〜9μmでかつ広角X線回折法による(110)/(004)のX線回折ピーク強度比が0. 015以上に規制した粉末を用いた非水電解質二次電池。
IPC (4):
H01M 4/58 ,  C01B 31/04 101 ,  H01M 4/02 ,  H01M 10/40
FI (4):
H01M 4/58 ,  C01B 31/04 101 B ,  H01M 4/02 D ,  H01M 10/40 Z
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (7)
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