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J-GLOBAL ID:200903084345983206

表面平滑な押出成形品の製造方法及び押出成形装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 特許業務法人快友国際特許事務所
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003006206
Publication number (International publication number):2004216702
Application date: Jan. 14, 2003
Publication date: Aug. 05, 2004
Summary:
【課題】装飾性の向上や密着性の向上に寄与する平滑な表面を備えた押出成形品を容易に製造し得る方法を提供すること。【解決手段】ダイ20とサイジング装置30とを備えた装置に熱可塑性樹脂の成形材料101を供給する。前記ダイの流路26内には熱伝達部材90が配置され、その先細り形状に形成された先端部分92は前記ダイのオリフィス27を越えてサイジング装置内の整形流路31に入り込んでいる。そして、溶融状態の成形材料101bを上記オリフィスから整形流路へ導入し、所定の横断面形状を有する固化した押出成形品101aをサイジング装置から排出する。このとき、前記熱伝達部材から成形材料に熱を供給し、該熱伝達部材の先端を通過する時点で成形材料内部に溶融部分を残存させ、その溶融部分の押圧力によって成形材料の表面を整形流路の内壁面31aに圧接させる。【選択図】 図3
Claim (excerpt):
表面平滑な押出成形品を製造する方法であって、以下の工程: (a)押出機に連結され、加熱溶融した樹脂が流れる溶融樹脂流路と所定の開口形状のオリフィスとを有する押出成形ダイと、そのダイと連結され、該オリフィスの開口形状に整合する横断面形状で内壁面が平滑な整形流路を有するサイジング装置とを備える押出成形装置であって、前記ダイの溶融樹脂流路内には、該流路内を流れる溶融状態の成形材料に熱を供給する一又は二以上の熱伝達部材が流路の前後方向に沿って配置されており、該熱伝達部材の先端部分は前記オリフィスを越えて前記整形流路に入り込んでいるとともに先細り形状に形成されている押出成形装置に、熱可塑性樹脂の成形材料を供給する工程;および (b)溶融状態の成形材料を前記熱伝達部材を囲むようにして前記オリフィスからサイジング装置へ導入し、内壁面が前記成形材料の溶融温度よりも低い温度に調節された前記整形流路の内壁面に接触させて外表面側から冷却させながら前記成形材料を通過させて、所定の横断面形状を有する実質的に固化状態の樹脂成形体を該サイジング装置から排出する工程、 ここで前記熱伝達部材から成形材料に熱を供給して該熱伝達部材周囲の成形材料の冷却を遅らせることによって該熱伝達部材先端を通過する時点では成形材料の内部に溶融部分を残存させ、その溶融部分の膨出圧力によって成形材料の表面を整形流路の内壁面に圧接させて平滑な外表面を形成すると共に下流側に向けて移動させつつ成形材料の固化が進行するようにして該(b)工程が実施される; を包含する、表面平滑な押出成形品の製造方法。
IPC (2):
B29C47/86 ,  B29C47/90
FI (2):
B29C47/86 ,  B29C47/90
F-Term (10):
4F207AJ12 ,  4F207AR06 ,  4F207AR08 ,  4F207KA01 ,  4F207KA17 ,  4F207KK45 ,  4F207KK76 ,  4F207KK77 ,  4F207KL98 ,  4F207KM16
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 押出成形方法及びその装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平11-297538   Applicant:昭和電工株式会社
  • 特開昭59-207224
  • 特開平3-007322
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