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J-GLOBAL ID：200903084668636041

水解性不織布およびその製造方法

Inventor：
門田 優

About 門田 優

, 
坂野 賀津士

About 坂野 賀津士


Applicant, Patent owner：
王子製紙株式会社

About 王子製紙株式会社


Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1998051051
Publication number (International publication number)：1998310960
Application date： Mar. 03, 1998
Publication date： Nov. 24, 1998
Summary：
【要約】 (修正有)【課題】乾燥状態および湿潤状態において、清浄等の作業に耐えうる強度を保持しており、かつ大量の水流中においては不織布を構成する繊維が離解できる水解性不織布を提供する。【解決手段】再生セルロース繊維と木材パルプとが交絡、一体化した不織布であって、5cm×5cmの大きさの不織布を100mlの純水中に投入して振とう速度300サイクル/分で水中で離解した時、最大片の大きさが1cm2になるまでの離解に要する時間で表される水解性が60〜300秒で、湿潤引張強度の幾何平均の値が200〜1000gf/25mmである。上記の水解性不織布を公知の湿式抄紙法によりウェブを形成し、次いでウェブを有孔支持体上に戴置し、付加比エネルギーEが0.07〜0.20kWh/kgの条件で高圧水ジェット流をウェブ表面に噴射して水流交絡法により再生セルロース繊維と木材パルプとを絡合、一体化する。
Claim (excerpt)：
再生セルロース繊維と木材パルプとが交絡、一体化した不織布であって、該不織布は、(a)繊度1.0〜5.0デニールの再生セルロース繊維15〜55重量%とルンケル比0.35〜0.55で、ろ水度が550〜750mlCSFの木材パルプ85〜45重量%とするか、(b)再生セルロース繊維と木材パルプの混合物の絶乾重量当たり、置換度0.3〜0.5で、かつカルボン酸の割合が全カルボキシメチル基の10〜60%のカルボキシメチル化繊維を3〜17重量%含有し、該再生セルロース繊維の繊度は、1.0〜5.0デニール、該再生セルロース繊維と該木材パルプとの比は再生セルロース:木材パルプ=15〜55重量%:85〜45重量%とするか、(c)繊度1.0〜5.0デニールの再生セルロース繊維15〜55重量%と木材パルプ85〜45重量%で構成されるとともに、再生セルロース繊維と木材パルプの混合物の絶乾重量当たり反応性サイズ剤を0.3〜2.0重量%含有せしめるか、(d)繊度1.0〜5.0デニールの再生セルロース繊維15〜55重量%とαセルロース含有量85〜88重量%の木材パルプ85〜45重量%とするか、の少なくともいずれかの配合で構成され、5cm×5cm(25cm2)の大きさの該不織布を100mlの純水中に投入して振とう速度300サイクル/分で振とうして水中で離解した時、最大片の大きさが1cm2になるまでの離解に要する時間で表される水解性が60〜300秒で、前記不織布のJIS P 8135に準じて測定した湿潤引張強度の下記(1)式で表される幾何平均の値が200〜1000gf/25mmであることを特徴とする水解性不織布。 湿潤引張強度の幾何平均=(XY)1/2 ...(1)ただし、X:水解性不織布の縦方向の湿潤引張強度(gf/25mm)、Y:水解性不織布の横方向の湿潤引張強度(gf/25mm)である。
IPC (10)：
D04H 1/04 ,  D04H 1/42 ,  D04H 1/46 ,  A47K 7/00 ,  A47K 10/16 ,  A47L 13/16 ,  A61F 13/15 ,  A61K 7/50 ,  D21H 11/00 ,  D21H 15/00
FI (11)：
D04H 1/04 A ,  D04H 1/42 G ,  D04H 1/46 A ,  A47K 7/00 C ,  A47K 10/16 C ,  A47L 13/16 A ,  A61K 7/50 ,  A61F 13/18 ,  A61F 13/18 310 Z ,  A61F 13/18 383 ,  D21H 5/14 Z
Patent cited by the Patent：
Cited by examiner (9)
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