Pat
J-GLOBAL ID:200903087880512041

アンモニア酸化・脱窒細菌群集の集積培養方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 中島 三千雄 ,  中島 正博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2006189611
Publication number (International publication number):2008017713
Application date: Jul. 10, 2006
Publication date: Jan. 31, 2008
Summary:
【課題】アンモニア酸化細菌群集と脱窒細菌群集の同時培養による集積培養方法を提供すること、また、全く異なるエネルギー獲得系を有するアンモニア酸化細菌と脱窒細菌の両群集を、現場サンプルである海洋底泥を用いて、一連の集積培養操作により、同時に得ることの出来る方法を提供すること。【解決手段】採取された海洋底泥を、アンモニア酸化細菌用の無機塩培地(A)に接種して、常温・暗条件下、振とう培養を開始し、細菌活性が安定的な状態となるまで、かかる培養操作を繰り返し実施した後、得られたアンモニア酸化細菌の培養液を、前記無機塩培地(A)よりも微量金属成分の濃度を高めた無機塩培地(B)に植菌して、アンモニア酸化細菌と共に、それと共生し得る脱窒細菌の培養乃至は馴養を行い、かかる培養馴養操作を繰り返し実施することにより、アンモニア酸化細菌と脱窒細菌とが混在する培養/馴養液を得るようにした。【選択図】なし
Claim (excerpt):
採取した海洋底泥を、アンモニア酸化細菌用の無機塩培地(A)に接種して、常温・暗条件下、振とう培養を開始する一方、その培養液中のアンモニア態窒素濃度及び亜硝酸態窒素濃度を少なくとも測定して、アンモニア酸化活性の認められた培養液を新しい前記無機塩培地(A)に植え継ぎ、同条件にて振とう培養を繰り返すことにより、主として前記海洋底泥中のアンモニア酸化細菌を培養すると共に、細菌活性が安定的な状態となるようになるまで、かかる培養操作を繰り返し実施する第一の培養工程と、 該第一の培養工程で得られたアンモニア酸化細菌の培養液を、前記無機塩培地(A)よりも微量金属成分の濃度を高めた無機塩培地(B)に植菌して、アンモニア酸化細菌と共に、それと共生し得る脱窒細菌の培養乃至は馴養を行う一方、アンモニア酸化活性及び脱窒活性を確認しつつ、かかる培養/馴養操作を繰り返し実施することにより、アンモニア酸化細菌と脱窒細菌とが混在する培養/馴養液を得る第二の培養工程とを、 含むことを特徴とするアンモニア酸化・脱窒細菌群集の集積培養方法。
IPC (4):
C12N 1/20 ,  C12N 1/00 ,  C02F 3/00 ,  C02F 3/34
FI (4):
C12N1/20 A ,  C12N1/00 T ,  C02F3/00 G ,  C02F3/34 101A
F-Term (10):
4B065AA01X ,  4B065AC20 ,  4B065BA23 ,  4B065BB02 ,  4B065BB13 ,  4B065BC26 ,  4B065CA55 ,  4D040BB02 ,  4D040BB07 ,  4D040BB91
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)

Return to Previous Page