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J-GLOBAL ID:200903092616702944

トロイダル型無段変速機の変速制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 杉村 暁秀 (外8名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995071495
Publication number (International publication number):1996270772
Application date: Mar. 29, 1995
Publication date: Oct. 15, 1996
Summary:
【要約】【目的】 変速制御のダンピング用に機械的にフィードバックするパワーローラオフセット量が外乱により実際と異なるために生ずるトルクシフトをなくす。【構成】 カム7を含むフィードバック系は、パワーローラ傾転角φをフィードバックしてこれが変速指令値Uに対応した値になるよう制御し、パワーローラオフセット量yをフィードバックして制御にダンピング効果を与える。コントローラ61はUを決定するに際し、系61fを経てフィードバックされるφと目標傾転角φ* との偏差に応じたステップ数SFB、演算部61dを経てフィードバックされる傾転角速度に応じたステップ数SDpを、目標傾転角φ* に対応したステップ数SFFに加算してUを決定する。傾転角のフィードバックは外乱Δyによるトルクシフトをなくし、傾転角速度のフィードバックはハンチングを抑制する。
Claim (excerpt):
同軸配置した入出力コーンディスクと、これら入出力コーンディスク間で摩擦係合により動力の受渡しを行うパワーローラとよりなるトロイダル伝動ユニットを具え、変速指令値に対応して前記パワーローラを、回転軸線が前記入出力コーンディスクの回転軸線と交差する位置からオフセットさせ、該オフセットにより入出力コーンディスクからの分力でパワーローラを、自己の回転軸線と直交する首振り軸線周りに傾転させることにより、無段変速を行なわせると共に、該無段変速により前記変速指令値が達成される時、前記パワーローラを、前記オフセットがなくなる位置に復帰させて、前記変速指令値の達成状態を維持するようにした変速制御装置を有するトロイダル型無段変速機において、前記変速指令値を演算する電子系に、前記パワーローラの傾転角に関した物理量を電子的にフィードバックする第1の電子フィードバック系を付加すると共に、前記パワーローラ傾転角の変化速度に関した物理量を電子的にフィードバックする第2の電子フィードバック系を付加し、前記変速指令値演算電子系は、これら第1および第2の電子フィードバック系からの物理量をもとに前記変速指令値を演算するよう構成したことを特徴とするトロイダル型無段変速機の変速制御装置。
IPC (2):
F16H 61/00 ,  F16H 15/38
FI (2):
F16H 61/00 ,  F16H 15/38
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2) Cited by examiner (2)

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