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J-GLOBAL ID:200903093015925918
新規β-ガラクトシダーゼおよびその製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
光来出 良彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993154269
Publication number (International publication number):1994339376
Application date: May. 31, 1993
Publication date: Dec. 13, 1994
Summary:
【要約】【目的】 広い範囲の受容体特異性を持つβ- ガラクトシダーゼ自体、及びそのβ- ガラクトシダーゼの製造方法を提供する。【構成】 本発明の新規β-ガラクトシダーゼの受容体特異性は広く、L-アラビノース、D-アラビノース、D-リボース、L-ソルボース、D-フラクトース、D-フコース、L-フコース、マンノース、ラムノース、D-グルコサミン塩酸塩、D-キシロース、ラクトース、ソルビトール、グリセリン、アスコルビン酸、ο-ニトロフェニル-β-D-ガラクトピラノサイドに対してガラクトシル基を転移する。その至適pHは7付近であり、その安定pH範囲は5〜7.5(40°C、120分間処理)であり、その作用温度範囲は40〜50°Cである。前記新規β-ガラクトシダーゼは、クレビジーラ・プランティコラG-17(FERM P-13571)をガラクトース、ラクトース、ガラクトオリゴ糖の1種以上を含む培地で培養することにより生産される。
Claim (excerpt):
下記の性質を有する新規β-ガラクトシダーゼ。?@作用および基質特異性:β-D-ガラクトピラノシル誘導体に作用して、そのβ-ガラクトシド結合を分解するとともに、分解して生成したガラクトシル基を転移する。受容体としての各種単糖、糖アルコール、配糖体及びオリゴ糖の存在下でβ-D-ガラクトピラノシル誘導体を基質として上記新規β-ガラクトシダーゼを作用させた場合に、分解生成したガラクトシル基を受容体分子に転移させる。?A受容体特異性:少なくとも次の受容体に対してD-ガラクトシル基を転移する。L-アラビノース、D-アラビノース、D-リボース、L-ソルボース、D-フラクトース、D-フコース、L-フコース、マンノース、ラムノース、D-グルコサミン塩酸塩、D-キシロース。?B至適pH及びpH安定性:至適pHはpH7付近で、安定pH範囲はpH5〜7.5(40°C、120分間処理)である。?C作用温度の範囲:40〜50°Cに最適作用温度を有する。?D温度安定性:15分間処理の場合、45°Cまで安定である。
IPC (2):
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