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J-GLOBAL ID:200903095612280254

面内異方性が小さく強度-伸びバランスに優れるフェライト系ステンレス鋼帯の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小川 順三 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995054694
Publication number (International publication number):1996253818
Application date: Mar. 14, 1995
Publication date: Oct. 01, 1996
Summary:
【要約】【目的】 r値および耐リジング性が優れ、しかもr値の面内異方性が小さく、強度-伸びバランスに優れるフェライト系ステンレス鋼帯を製造する方法を提供する。【構成】 フェライト系ステンレス鋼素材に、粗圧延および仕上げ圧延よりなる熱間圧延を施し、その後熱延板焼鈍、酸洗を経て、冷間圧延、さらに仕上げ焼鈍を行ってステンレス鋼帯を製造する方法において、前記フェライト系ステンレス鋼の化学組成から算出される下記(1) 式で表されるγpを20〜80とし、前記粗圧延工程のうちの少なくとも1パスの圧延を、圧延温度970〜1150°C、摩擦係数0.3以下かつ圧下率40〜75%の条件で行い、さらに前記熱延板焼鈍工程において750〜950°Cで1hr以上の保持を行、かつその降温過程において600〜750°Cで1hr以上の保持を行う。記γp=288(Cwt%)+350(Nwt%)+22(Niwt%)+7.5(Mnwt%)-18.75(Crwt%)-54(Siwt%)+338.5......(1)
Claim (excerpt):
フェライト系ステンレス鋼素材に、粗圧延および仕上げ圧延よりなる熱間圧延を施し、その後熱延板焼鈍、酸洗を経て、冷間圧延、さらに仕上げ焼鈍を行ってステンレス鋼帯を製造する方法において、前記フェライト系ステンレス鋼の化学組成から算出される下記(1) 式で表されるγpを20〜80とし、前記粗圧延工程のうちの少なくとも1パスの圧延を、圧延温度970〜1150°C、摩擦係数0.3以下かつ圧下率40〜75%の条件で行い、さらに前記熱延板焼鈍工程において750〜950°Cで1hr以上の保持を行い、かつその降温過程において600〜750°Cで1hr以上の保持を行うことを特徴とする面内異方性が小さく強度-伸びバランスに優れるフェライト系ステンレス鋼帯の製造方法。記γp=288(Cwt%)+350(Nwt%)+22(Niwt%)+7.5(Mnwt%)-18.75(Crwt%)-54(Siwt%)+338.5 ......(1)
IPC (3):
C21D 9/46 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/52 101
FI (3):
C21D 9/46 R ,  C21D 8/02 D ,  C21D 9/52 101
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (7)
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