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J-GLOBAL ID:200903096012386403

ナノ黒鉛構造体に結合能を有するペプチド

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 廣田 雅紀
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002292951
Publication number (International publication number):2004121154
Application date: Oct. 04, 2002
Publication date: Apr. 22, 2004
Summary:
【課題】カーボンナノホーンやカーボンナノチューブなどのナノ黒鉛構造体を効率良く、認識、結合、分離、整列させることを可能とする、ナノ黒鉛構造体を認識するペプチドやファージ、前記ペプチドと機能性ペプチド若しくはタンパク質又は標識化物質等との結合体からなる人工タンパク質やキメラ分子、前記ペプチド分子、人工タンパク質又はキメラ分子とナノ黒鉛構造体との複合体を提供すること。【解決手段】ナノ黒鉛構造体に結合するペプチド提示ファージ集団をパニングすることにより、カーボンナノホーンやカーボンナノチューブ等のナノ黒鉛構造体を特異的に認識する、ナノ黒鉛構造体に結合能を有するペプチドを得る。
Claim (excerpt):
ナノ黒鉛構造体を硝酸で処理し、ナノ黒鉛構造体上にまずカルボキシル基を生成させた後、このカルボキシル基をビオチン化し、さらにこのビオチン化されたナノ黒鉛構造体をストレプトアビジンでコートされた磁気ビーズに固相化し、この固相化ナノ黒鉛構造体に、異なったペプチド配列をファージ粒子上に提示したファージ集団を接触させ、ファージ粒子がペプチド配列を介して結合した固相化ナノ黒鉛構造体を永久磁石により回収し、得られたナノ黒鉛構造体に結合したファージ粒子を菌体中で増殖させ、次いで、増殖させたペプチド配列をファージ粒子上に提示したファージ集団を固相化ナノ黒鉛構造体に接触させるパニング操作を繰り返すことにより、ナノ黒鉛構造体に結合するファージクローンを濃縮することを特徴とするナノ黒鉛構造体に結合能を有するペプチドのスクリーニング方法。
IPC (6):
C12N15/09 ,  C07K7/06 ,  C07K7/08 ,  C07K19/00 ,  C12N7/00 ,  C12Q1/70
FI (6):
C12N15/00 A ,  C07K7/06 ,  C07K7/08 ,  C07K19/00 ,  C12N7/00 ,  C12Q1/70
F-Term (32):
4B024AA01 ,  4B024AA03 ,  4B024AA20 ,  4B024BA80 ,  4B024CA01 ,  4B024HA03 ,  4B024HA20 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ10 ,  4B063QR48 ,  4B063QR50 ,  4B063QR55 ,  4B063QR63 ,  4B063QR74 ,  4B063QR82 ,  4B063QS24 ,  4B063QS32 ,  4B063QS40 ,  4B063QX01 ,  4B065AA98X ,  4B065AB10 ,  4B065AC20 ,  4B065BA24 ,  4B065CA44 ,  4B065CA46 ,  4B065CA60 ,  4H045AA10 ,  4H045BA63 ,  4H045EA20 ,  4H045EA50 ,  4H045FA50 ,  4H045GA20
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
Article cited by the Patent:
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