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J-GLOBAL ID:200903096157394250

複数段高周波四重極加速器

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 本庄 武男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992052204
Publication number (International publication number):1993258898
Application date: Mar. 11, 1992
Publication date: Oct. 08, 1993
Summary:
【要約】【目的】 荷電粒子の速度に対応する四重極電極構造を備えると共に共振周波数を異にする複数の高周波四重極加速器を連結して構成され,単位長当たりの加速効率がよく所望のビームエネルギーを得るための調整が容易な複数段高周波四重極加速器を提供する。【構成】 四重極電極の電極構造を加速する荷電粒子のエネルギーと共振周波数とに対応させると共に,供給する高周波電力の周波数に対応させた複数の高周波四重極加速器A,Bを加速する荷電粒子のビームエネルギーに応じて所要数連結することができるので,高速の荷電粒子に対しても単位長当たりのエネルギーゲインを最適に選ぶことができる。高周波四重極加速器A及びBには,それぞれの四重極電極の加速電圧励起用の高周波電力が供給される。高周波電力は,第1の高周波四重極加速器Aと第2の高周波四重極加速器Bとに,それぞれ異なる周波数で供給されると共に同期した周波数で供給される。
Claim (excerpt):
直交方向に相対向して配された電極の各対向面が凹凸形状に波打った電極構造の四重極電極を共振空洞を構成する筒状の筐体内部の中心軸方向に配設し,前記筐体内に該筐体の共振周波数の高周波電力を供給して励振することにより前記四重極電極間に発生する電界によって該四重極電極間に入射された荷電粒子を加速する高周波四重極加速器において,それぞれに異なる共振周波数を有する前記筐体と,前記共振周波数と加速する荷電粒子の速度とに対応した凹凸形状の形成周期で形成された電極構造の前記四重極電極とを具備してなる複数の前記高周波四重極加速器を連結してなることを特徴とする複数段高周波四重極加速器。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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