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J-GLOBAL ID:200903096392079958

廃水処理方法および廃水処理装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 三宅 正夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995151104
Publication number (International publication number):1996318292
Application date: May. 26, 1995
Publication date: Dec. 03, 1996
Summary:
【要約】【目的】 全窒素に対する微生物分解性有機物の比が小さい廃水を処理して、該廃水中の浮遊固形物成分、微生物分解性有機物、窒素化合物およびりん化合物を簡便に、しかも、効率よく除去する。【構成】 少なくとも浮遊固形物成分、微生物分解性有機物、窒素化合物およびりん化合物を含有し、かつ、全窒素に対する微生物分解性有機物の比が理論当量未満の廃水に、汚泥およびりん固定凝集剤を添加して、含りん凝集フロックを生成せしめ、次いで嫌気処理プロセスおよび好気処理プロセスによって処理する廃水処理法であり、そのための装置である。
Claim (excerpt):
少なくとも、浮遊固形物成分、微生物分解性有機物、窒素化合物およびりん化合物を含有する廃水に、りん固定凝集剤を添加して含りん凝集フロックを生成せしめ、次いでこの廃水を嫌気処理プロセスおよび好気処理プロセスを順次経由せしめて、該廃水中の浮遊固形物成分、微生物分解性有機物、窒素化合物およびりん化合物を除去する廃水処理方法において、a)流入廃水が、全窒素に対する微生物分解性有機物の比が嫌気廃水処理における全窒素に対する微生物分解性有機物の理論当量未満であり、b)該廃水へのりん固定凝集剤の添加によって、含りん凝集フロックが生成される前に、該廃水に汚泥を補充し、c)少なくとも含りん凝集フロックおよび汚泥を含有する廃水と、好気処理プロセスからの少なくとも硝酸塩および/または亜硝酸塩を含有する循環液とを混合して含りん凝集フロックを含有する循環液混合廃水を得、e)該循環液混合廃水を少なくとも脱窒菌が存在する嫌気プロセスに導いて、ここで硝酸塩および亜硝酸塩を窒素ガスに変化させるとともに微生物分解性有機物を嫌気的に分解してガスを生成せしめて、これらのガス成分を該嫌気プロセス外へ排出させ、f)該嫌気処理プロセスで処理された液から固形物を除去して清澄液を得、g)該嫌気処理プロセスからの該清澄液を少なくとも硝化菌が存在する好気処理プロセスに導いて、ここで該清澄液に含有されているアンモニウム化合物を硝酸塩および/または亜硝酸塩に変化させるとともに残留微生物分解性有機物を好気的に分解してガスを生成せしめ、該ガスを該プロセスから排出せしめ、該プロセスで好気処理された液を得、または該好気処理された液から浮遊固形成分をさらに除去して清澄液を得、h)該好気処理された液または該浮遊固形物成分がさらに除去された清澄液の少なくとも一部を嫌気処理プロセスの入口へ循環液として循環することを特徴とする廃水処理方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 廃水処理方法および廃水処理装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平4-204215   Applicant:丹保憲仁, 清水達雄
  • 特開昭55-086594
  • 特開昭58-043296
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