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J-GLOBAL ID:200903096878141531

放射性廃棄物の処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 清水 千春 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001256024
Publication number (International publication number):2003066192
Application date: Aug. 27, 2001
Publication date: Mar. 05, 2003
Summary:
【要約】【課題】 簡易な設備によって、効率的に放射性廃棄物に含まれる14Cを抽出除去することができる放射性廃棄物の処理方法を提供する。【解決手段】 放射性廃棄物を抽出槽1内において超臨界状態のCO2 と接触させ、化合物中の14CとCO2 中の炭素とを同位体交換させるとともに、14Cを含む有機物をCO2 に溶解することにより廃棄物から選択的に除去する抽出除去工程と、抽出槽1から14Cが除去された廃棄物を取出す工程と、抽出槽1から排出されたCO2 を減圧して有機物を分離する減圧分離工程と、この減圧分離工程を経た14Cを同位体として含むCO2 を第1の戻りライン5を通じて再び昇圧し、抽出槽1に戻す低濃度リターン工程と、減圧分離工程を経たCO2 中の14C濃度が所定値を超えた際に、これを第2の戻りライン6を通じて再び昇圧し、抽出槽1に戻す高濃度リターン工程と、第2の戻りライン6から高14C濃度のCO2 を抜出して処理するCO2 の処理工程とを有する。
Claim (excerpt):
14Cを化合物および有機物の形態で含む放射性物質によって汚染された放射性廃棄物の処理方法であって、上記放射性廃棄物を、抽出槽内において超臨界状態の二酸化炭素と接触させることにより、上記化合物中の14Cと上記二酸化炭素中の炭素とを同位体交換させるとともに、上記有機物を上記二酸化炭素に溶解することにより上記廃棄物から選択的に除去する抽出除去工程と、上記抽出槽から14Cが除去された上記廃棄物を取出す工程と、上記抽出槽から排出された上記二酸化炭素を減圧して上記有機物を分離する減圧分離工程と、この減圧分離工程を経た14Cを同位体として含む上記二酸化炭素を第1の戻りラインを通じて再び昇圧し、上記抽出槽に戻す低濃度リターン工程と、上記減圧分離工程を経た上記二酸化炭素中における14C濃度が所定値を超えた際に、これを第2の戻りラインを通じて再び昇圧し、上記抽出槽に戻す高濃度リターン工程と、上記第2の戻りラインから高14C濃度の上記二酸化炭素を抜出して処理する二酸化炭素の処理工程と、を有することを特徴とする放射性廃棄物の処理方法。
IPC (5):
G21F 9/06 571 ,  B01D 11/00 ,  B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  G21F 9/02 561
FI (6):
G21F 9/06 571 Z ,  B01D 11/00 ,  G21F 9/02 561 Z ,  B09B 3/00 304 H ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 L
F-Term (8):
4D004AA46 ,  4D004AA47 ,  4D004AB09 ,  4D004CA39 ,  4D004CC01 ,  4D056AB10 ,  4D056AC21 ,  4D056BA16
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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