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J-GLOBAL ID:200903099396478104

メタンハイドレートを燃料として利用するシステム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 波多野 久 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998232094
Publication number (International publication number):2000061293
Application date: Aug. 18, 1998
Publication date: Feb. 29, 2000
Summary:
【要約】【課題】新たなエネルギー資源の開発と、二酸化炭素ガスの地中固定化とを同時に効率よく行う。【解決手段】メタンハイドレートを燃料として利用するシステムは、陸上に設置された熱利用システム2と、この熱利用システム2からの二酸化炭素を圧縮昇圧して海上の採掘基地1に供給する手段(輸送船10を含む)と、その二酸化炭素を海底下に存在するメタンハイドレート層31内の採掘地点Pに注入することにより、二酸化炭素ハイドレートとして固定化し、その生成時の反応で生じる熱で採掘地点Pのメタンハイドレートを水とメタンとに分解させる手段(二酸化炭素注入管4を含む)と、そのメタンを採掘地点Pから採掘基地1に回収する手段(メタン回収管3を含む)と、そのメタンを熱利用システム2に供給する手段(輸送船9を含む)とを備える。
Claim (excerpt):
陸上または海上に設置され且つメタンガスの燃焼で発生する高温ガスから熱エネルギーを取り出して利用する熱利用システムと、この熱利用システムにより前記高温ガスから熱エネルギーが取り出された後の排ガス中から二酸化炭素ガスを分離する二酸化炭素ガス分離手段と、この二酸化炭素分離手段により分離される二酸化炭素ガスを少なくとも含む二酸化炭素ガスを圧縮昇圧して海上または陸上の採掘基地に供給する二酸化炭素ガス供給手段と、この二酸化炭素ガス供給手段により前記採掘基地に供給された二酸化炭素ガスを海底下または地下に存在するメタンハイドレート層内に設定された採掘地点に注入することにより、その採掘地点で前記二酸化炭素ガスを二酸化炭素ハイドレートとして固定化すると共にその二酸化炭素ハイドレート生成時の反応で生じる熱を用いて前記採掘地点に存在するメタンハイドレートを水と前記メタンガスとに分解させる二酸化炭素ガス注入手段と、この二酸化炭素ガス注入手段により分解させたメタンガスを前記採掘地点から前記採掘基地に回収するメタンガス回収手段と、このメタンガス回収手段により前記採掘基地に回収されたメタンガスを前記熱利用システムに供給するメタンガス供給手段とを備えたことを特徴とするメタンハイドレートを燃料として利用するシステム。
IPC (3):
B01J 19/00 ,  B01D 53/62 ,  E21B 43/00
FI (3):
B01J 19/00 A ,  E21B 43/00 A ,  B01D 53/34 135 Z
F-Term (18):
4D002AA09 ,  4D002AC10 ,  4D002BA13 ,  4D002DA70 ,  4D002HA08 ,  4G075AA04 ,  4G075AA41 ,  4G075AA44 ,  4G075AA70 ,  4G075BA05 ,  4G075BB02 ,  4G075BB05 ,  4G075BB10 ,  4G075CA02 ,  4G075CA03 ,  4G075CA74 ,  4G075DA01 ,  4G075EB21
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (10)
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