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J-GLOBAL ID:200903099650383976
穀物のふすまの分画方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
小倉 正明
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2002567080
Publication number (International publication number):2004520058
Application date: Feb. 21, 2002
Publication date: Jul. 08, 2004
Summary:
穀物のふすま(例えば、小麦、大麦及びオート麦のふすま、及び米糠)から貴重な分画を分画する方法。本発明は、二段階式方法であり、第1のステップでは、上記ふすまは、最初に酵素処理と湿式粉砕の組合せ、その後に主要のふすまの分画、すなわち不溶性相(果皮及びアリューロン層)、胚芽富裕分画、残留胚乳分画及び可溶性糖へ物理的に分離することを目的とする連続的遠心分離及び限外濾過を受ける。第2のステップは、実質的に可溶性化合物を含まない穀物のふすま、すなわち上記の第1ステップからの残留内乳分画を、キシラーゼ及び/又はβ-グルカナーゼを使用した酵素処理と湿式粉砕とによって分画するステップから構成され、その後に主要分画、すなわち不溶性相(残留している細胞壁成分)、タンパク質富裕成分、可溶性ヘミセルロース及びオリゴ糖を物理的に分離することを目的とする連続的遠心分離及び限外濾過が続き、以前に精製したふすまからの貴重な細胞壁成分及びアリューロン細胞の抽出率を最大化する。
Claim (excerpt):
穀物のふすまが、最初にデンプン加水分解酵素及びフィチン酸塩加水分解酵素の群の酵素を用いた酵素処理と水性湿式粉砕との組合せに付され、その後、場合により湿式加熱処理による酵素不活性化のステップが行われ、及びそれによって果皮分画及びアリューロン分画の両方からなる精製したふすまを含有する不溶性相が遠心分離力によって胚芽富裕分画を含有する水性相と残留胚乳成分を含有するさらに別の水性相とに分離される後続のステップに付され、そして胚乳富裕分画内に含有されたタンパク質が濃縮されることを特徴とする、穀物のふすまの成分の湿式分画方法。
IPC (10):
A23L1/10
, A23D9/007
, A23D9/02
, A23J1/12
, A23K1/00
, A23K1/16
, A23L1/105
, A23L1/30
, A61K31/715
, A61P35/00
FI (12):
A23L1/10 101
, A23D9/02
, A23J1/12
, A23K1/00 C
, A23K1/16 303D
, A23K1/16 304A
, A23K1/16 304C
, A23L1/105
, A23L1/30 B
, A61K31/715
, A61P35/00
, A23D9/00 516
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
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特開平4-071466
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穀類外皮から水溶性糖類を製造する方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平9-293186
Applicant:食品産業環境保全技術研究組合
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