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J-GLOBAL ID:201003005303006999

グリセロールを水素化する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 正林 真之 ,  林 一好
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2010511531
Publication number (International publication number):2010529154
Application date: Jun. 11, 2008
Publication date: Aug. 26, 2010
Summary:
本発明は、グリセロールが水素と反応して1,2-プロパンジオールを与える、水素ガスによるグリセロールの水素化によって1,2-プロパンジオールを調製するための方法に関する。この反応は、各々が水素化触媒を有する少なくともi個の流体的に相互連結された反応器R1〜Riで実施される。この方法によれば、水素ガスおよびグリセロール相Pグリセロールは第1の反応器R1の中へと導入され、第1の好ましくはガス状の水素相H1が反応器R1の中で形成される。上述の反応器Rn-1の中で形成された好ましくは液体の1,2-プロパンジオール含有相Pn-1および水素は、その後の反応器Rn(nは、2〜iの範囲の整数である)の各々に導入され、好ましくは液体の1,2-プロパンジオール含有相Pnおよび好ましくはガス状の水素相Hnが反応器Rnの中で形成され、このグリセロール相Pグリセロールは、グリセロール相Pグリセロールの総重量に基づき少なくとも60重量%のグリセロールを含む。本発明は、さらにこの方法を使用して得ることができる1,2-プロパンジオール、1,2-プロパンジオールを調製するための装置、ならびに少なくとも1つのエーテル基、少なくとも1つのエステル基、少なくとも1つのアミノ基、少なくとも1つのウレタン基、またはこれらのうちの少なくとも2つを有する化合物を調製するための方法に関する。【選択図】図1
Claim (excerpt):
水素ガスによるグリセロールの水素化によって1,2-プロパンジオールを調製するための方法であって、グリセロールが、各々が水素化触媒を有する少なくともi個の流体的に相互連結された反応器R1〜Riで水素との反応に供されて、1,2-プロパンジオールを生成し、 水素ガスおよびグリセロール相Pグリセロールは第1の反応器R1の中へと導入され、第1の、好ましくは液体の1,2-プロパンジオール含有相P1および第1の好ましくはガス状の水素相H1が前記反応器R1の中で形成され、 先行する反応器Rn-1の中で形成された好ましくは液体の1,2-プロパンジオール含有相Pn-1および水素はその後の反応器Rn(nは、2〜iの範囲の整数である)の各々に導入され、好ましくは液体の1,2-プロパンジオール含有相Pnおよび好ましくはガス状の水素相Hnが前記反応器Rnの中で形成され、 前記グリセロール相Pグリセロールが、前記グリセロール相Pグリセロールの総重量に基づき少なくとも60重量%のグリセロールを含む、方法。
IPC (2):
C07C 29/132 ,  C07C 31/20
FI (2):
C07C29/132 ,  C07C31/20 Z
F-Term (11):
4H006AA02 ,  4H006AC41 ,  4H006BA05 ,  4H006BA14 ,  4H006BA30 ,  4H006BC10 ,  4H006BD10 ,  4H006BD21 ,  4H006BE20 ,  4H039CA60 ,  4H039CB40
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 特表平1-502664
  • 特許第819987号
  • プロセス
    Gazette classification:公表公報   Application number:特願2009-521223   Applicant:デイビープロセステクノロジーリミテッド

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