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J-GLOBAL ID:201003007531461119

形状記憶合金アクチュエータの駆動装置およびそれを用いる撮像装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  櫻井 智
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2009028368
Publication number (International publication number):2010185930
Application date: Feb. 10, 2009
Publication date: Aug. 26, 2010
Summary:
【課題】撮像装置のオートフォーカス機構に用いられ、形状記憶合金に通電して変形させ、可動部を変位駆動するアクチュエータの駆動装置において、簡易な構成で形状記憶合金の変位(歪み率)-抵抗値特性の非線形性を補償して等間隔ステップでの駆動を実現する。【解決手段】目標抵抗値設定部24では、目標抵抗値レジスタ31の目標抵抗値は、フォーカス演算部からステップ動作指令が入力されると、減算器33によって変化量レジスタ34からの所定変化量Δが減算された値に更新される。変化量Δは、ステップ動作指令に応答して、累積値加算部35において加算されてゆき、比較器36において、閾値レジスタ37からの閾値と比較されて、閾値を超えると減少される。したがって、低コスト化、小型化が可能な前記抵抗値-歪み特性を利用した変位センサレスの駆動装置において、前記非線形性の補正を簡易なアルゴリズムで比較的小規模な回路で実現することができる。【選択図】図4
Claim (excerpt):
通電による発熱で変形する形状記憶合金と、前記変形によって変位駆動される可動部とを備えて構成される形状記憶合金アクチュエータを駆動するための装置において、 前記形状記憶合金に前記通電を行う駆動回路と、 前記可動部の変位位置を表すことができる前記形状記憶合金の抵抗値を検出する抵抗値検出部と、 前記可動部の目標変位位置に対応した目標抵抗値を設定する目標抵抗値設定部と、 前記抵抗値検出部による検出抵抗値が前記目標抵抗値に一致するように、前記駆動回路による前記形状記憶合金への通電電流値をフィードバック制御する制御部とを備え、 前記目標抵抗値設定部は、 前記可動部を予め定める単位量変位させるためのステップ移動指令に応答して、現在の目標抵抗値に、予め定める変化量を加算または減算して新たな目標抵抗値として出力する出力部と、 前記ステップ移動指令に応答して、前記変化量を累積加算する累積加算部と、 前記累積加算部による累積値が予め定める閾値を超えたか否かを判定する閾値判定部と、 前記閾値判定部で閾値超えが判定されると、前記変化量を増加または減少して前記出力部に与える変化量設定部とを含むことを特徴とする形状記憶合金アクチュエータの駆動装置。
IPC (3):
G02B 7/04 ,  G02B 7/08 ,  H02N 10/00
FI (3):
G02B7/04 E ,  G02B7/08 C ,  H02N10/00
F-Term (5):
2H044BE01 ,  2H044BE10 ,  2H044DB00 ,  2H044DC01 ,  2H044DC10
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)

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