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J-GLOBAL ID:201003047665293320

抗真菌剤の標的遺伝子の選定とその機能の推定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 阿部 正博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2008305762
Publication number (International publication number):2010124803
Application date: Nov. 29, 2008
Publication date: Jun. 10, 2010
Summary:
【課題】新たな抗真菌剤を開発するための新規の標的遺伝子の探索方法及び機能推定方法を提供する。【解決手段】以下の工程を含む方法:1)標的遺伝子の候補遺伝子を選択する工程、2)基準酵素系阻害剤の投与により特異的に誘導される遺伝子をレポーター遺伝子の候補遺伝子として選択する工程、3)上記候補遺伝子のプロモーターとマーカー遺伝子が導入されたベクターを構築する工程、4)上記ベクターを導入し形質転換体を作製する工程、5)該形質転換体に欠失破壊または条件破壊を導入する工程、6)欠失破壊あるいは条件破壊の以前の菌株との生育の違いを指標に抗真菌剤の標的遺伝子を選定する工程、又は、6)欠失破壊あるいは条件破壊の以前の菌株との上記マーカー遺伝子の発現量の違いに基づき抗真菌剤の標的遺伝子の機能を推定する工程を含む。【選択図】図1
Claim (excerpt):
以下の1)〜6)の工程を少なくとも含むことを特徴とする、抗真菌剤の標的遺伝子の選定方法: 1)上記標的遺伝子の候補遺伝子を選択する工程; 2)基準酵素系阻害剤を真菌に生育に障害を与えるが致死に至らしめない濃度で投与して、これにより発現が誘導される真菌の遺伝子、又は他の生物の遺伝子との相同性解析により基準酵素系で機能すると予測される真菌の遺伝子をレポーター遺伝子の候補遺伝子として選択する工程; 3)上記レポーター遺伝子の候補遺伝子のプロモーターを採取し、該プロモーターとそれに機能的に結合したマーカー遺伝子が導入されたベクターを構築する工程; 4)真菌類に上記ベクターを導入して形質転換体を作製する工程; 5)該形質転換体の上記標的遺伝子の候補遺伝子に欠失破壊あるいは条件破壊を導入する工程;及び 6)得られた欠失破壊株あるいは条件破壊株を、条件破壊株の場合は標的遺伝子の候補遺伝子の発現抑制条件として、完全培地または最少培地あるいはそれらに生育可能な濃度で基準酵素系阻害剤を含有した培地で培養し、同条件で培養した欠失破壊あるいは条件破壊の以前の菌株と生育を比較することにより、抗真菌剤の標的遺伝子を選定する工程。
IPC (5):
C12N 15/09 ,  C12Q 1/68 ,  C12Q 1/02 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19
FI (5):
C12N15/00 A ,  C12Q1/68 A ,  C12Q1/02 ,  C12N1/15 ,  C12N1/19
F-Term (36):
4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024CA20 ,  4B024DA11 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B024GA11 ,  4B024GA21 ,  4B024HA14 ,  4B063QA01 ,  4B063QA05 ,  4B063QA17 ,  4B063QQ07 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ53 ,  4B063QR32 ,  4B063QR62 ,  4B063QR76 ,  4B063QR80 ,  4B063QS28 ,  4B063QS38 ,  4B063QX01 ,  4B065AA26X ,  4B065AA63X ,  4B065AA63Y ,  4B065AB01 ,  4B065AC10 ,  4B065BA02 ,  4B065BA10 ,  4B065BB02 ,  4B065BB03 ,  4B065BB06 ,  4B065BB12 ,  4B065BB18 ,  4B065BC03 ,  4B065CA46
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
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