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J-GLOBAL ID:201003052010526040

ベルト式無段変速機

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 鎌田 文二 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2008302591
Publication number (International publication number):2010127382
Application date: Nov. 27, 2008
Publication date: Jun. 10, 2010
Summary:
【課題】遊星歯車機構による回転差動を利用したベルト式無段変速機において、逆入力遮断機能を備えつつ、且つ、無段変速機全体の効率を低下させないようにする。【解決手段】プライマリ側とセカンダリ側の各プーリ2,7と、そのプーリ幅を可変とするための可動機構20と、駆動装置5と、その駆動装置5の駆動力を前記可動機構20に伝達するギヤ機構30とを備え、前記可動機構20は、複列の遊星歯車23p1,23p2を有する遊星歯車機構23と、その遊星歯車機構23の回転差動により雄ねじ部材22aと雌ねじ部材22bとを相対回転させて前記プーリ幅を変化させるねじ機構22とを備え、前記駆動装置5と、その駆動装置5の駆動力の前記遊星歯車機構23への入力ギヤである第一のリングギヤ23r1との間に、前記第一のリングギヤ23r1から前記駆動装置5への回転を遮断する逆入力遮断装置40を設けた構成とした。【選択図】図1
Claim (excerpt):
プライマリ側とセカンダリ側の各プーリ軸(1,6)に軸方向不動に支持された固定シーブ(2a,7a)と軸方向移動可能に支持された可動シーブ(2b、7b)とを有するプーリ(2,7)と、前記各可動シーブ(2b,7b)を軸方向へ移動させて前記固定シーブ(2a,7a)との間のプーリ幅を可変とする可動機構(20)とを備え、少なくともプライマリ側に、前記可動シーブ(2b)を軸方向に移動させるための駆動力を発生する駆動装置(5)と、前記駆動装置(5)の駆動力を前記可動機構(20)に伝達するギヤ機構(30)とを備え、 プライマリ側の前記可動機構(20)は、二組の遊星歯車(23p1,23p2)、二組のサンギヤ(23s1,23s2)及び二組のリングギヤ(23r1,23r2)とを有する遊星歯車機構(23)と、軸周り相対回転することにより軸方向へ相対移動する雄ねじ部材(22a)と雌ねじ部材(22b)とを有するねじ機構(22)を備え、 前記第一のリングギヤ(23r1)は回転可能に支持され、その第一のリングギヤ(23r1)には前記ギヤ機構(30)を介して前記駆動装置(5)の駆動力が伝達されてその駆動力によって回転し、前記第二のリングギヤ(23r2)はハウジング(17)に回転不能に固定されており、前記第一の遊星歯車(23p1)及び前記第二の遊星歯車(23p2)は、回転自在に支持される同一のキャリア(23c)によって支持され、前記第一のサンギヤ(23s1)及び第二のサンギヤ(23s2)のうち一方が前記雄ねじ部材(22a)に一体成型又は一体に回転可能に連結されて、前記雄ねじ部材(22a)と雌ねじ部材(22b)との軸方向相対移動により前記可動シーブ(2b,7b)が軸方向へ移動して前記プーリ幅が可変とするようになっており、 前記駆動装置(5)と前記第一のリングギヤ(23r1)との間に、前記第一のリングギヤ(23r1)から前記駆動装置(5)への回転の伝達を遮断する逆入力遮断装置(40)を設けたことを特徴とするベルト式無段変速機。
IPC (4):
F16H 9/18 ,  F16D 7/02 ,  F16D 15/00 ,  F16D 41/10
FI (5):
F16H9/18 Z ,  F16D7/02 D ,  F16D7/02 F ,  F16D15/00 Z ,  F16D41/10
F-Term (6):
3J050AA03 ,  3J050AB07 ,  3J050BA03 ,  3J050BB05 ,  3J050DA01 ,  3J050DA02
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (5)
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