青色LEDを利用した、イネを短期間で低コストに育成収穫する方法、及びこの方法に適した系統の選抜

Inventor： , ,
Applicant, Patent owner：
Agent (7)：清水初志 , 刑部俊 , 新見浩一 , 小林智彦 , 渡邉伸一 , 井上隆一 , 大関雅人
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2009085485
Publication number (International publication number)：2010233509
Application date： Mar. 31, 2009
Publication date： Oct. 21, 2010
Summary：

【課題】人工環境下で短期間かつ低コストでイネを栽培し収穫する方法が求められていた。【解決手段】青色光LEDを利用した10時間明期の日長条件で複数の種類のイネを栽培したところ、一部のイネ(日本晴、農林8号)では白色光での同じ条件よりも出穂期が早くなった。また、Hd1遺伝子やEhd1遺伝子という開花促進遺伝子が導入されると一穂粒数が減少することが観察された。続いて栽植密度を変化させてイネを栽培したところ、通常の栽植密度で育てたイネに対し通常の栽植密度よりも過密な密度で育てたイネの方が単位面積当りの総モミ数が多く、個体あたりの穂数は減少した。さらに、青色光を照射して栽植密度を変化させてイネを栽培したところ、青色光単色においても密植栽培の方が効率的な栽培ができることが示された。【選択図】図1

Claim (excerpt)：

イネを密植条件かつ短日条件で、青色光を照射して栽培する、イネの生産方法。

IPC (3)：

A01G 7/00 , A01G 16/00 , H01L 33/00

FI (3)：

A01G7/00 601C , A01G16/00 Z , H01L33/00 L

F-Term (8)：

2B022AA01 , 2B022BB03 , 2B022DA01 , 2B022DA08 , 2B022DA19 , 5F041AA31 , 5F041FF11 , 5F041FF16

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (8)

植物栽培方法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平10-002324 Applicant：浜松ホトニクス株式会社
植物栽培方法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願2000-075227 Applicant：三菱化学株式会社
開花時期を調節する遺伝子、これを利用する形質転換植物体及び開花時期調節方法
Gazette classification：公表公報 Application number：特願2007-548079 Applicant：ポスコ, ポステックファンデーション

Show all

Article cited by the Patent：

Cited by examiner (9)

窒素施肥量と栽植密度が水稲品種「どんとこい」の生育と収量に及ぼす影響
水稲品種「かけはし」の生育・栄養診断基準と栽培法
和歌山県における「キヌヒカリ」の品質低下要因の解析(2)

Show all

Return to Previous Page