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J-GLOBAL ID:201103007047147725

被熱処理炭素長繊維強化樹脂ペレットの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4): 古谷 聡 ,  溝部 孝彦 ,  持田 信二 ,  義経 和昌
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2010253786
Publication number (International publication number):2011063029
Application date: Nov. 12, 2010
Publication date: Mar. 31, 2011
Summary:
【課題】炭素繊維強化ポリオレフィン系樹脂の強度等の物性向上のために使用する樹脂ペレットの製造方法を確立する。【解決手段】2個以上のエポキシ基を有するエポキシ系サイジング剤(s)で表面処理された連続した炭素繊維を引きながら、酸量が、無水マレイン酸換算で、平均で0.05〜0.5重量%であるマレイン酸変性ポリプロピレン及び/又は無水マレイン酸変性ポリプロピレン系樹脂(A)を押出機から溶融状態で供給して、マレイン酸変性ポリプロピレン及び/又は無水マレイン酸変性ポリプロピレン系樹脂(A)と炭素繊維の合計中の炭素繊維の重量比率が15重量%以上、50重量%未満となるように、連続した炭素繊維に含浸後、4〜50mmの長さに切断し、炭素長繊維(B)が樹脂中において実質的にその全てがペレットと同じ長さを有し且つ互いに平行な状態で配列している状態にした後、下記(1)〜(3)の条件を満たすように加熱処理することを特徴とする被熱処理炭素長繊維強化樹脂ペレットの製造方法。(1)加熱処理温度Tが50〜160°C(2)加熱処理時間tが0.1〜100時間(3)加熱処理温度T(単位:°C)と加熱処理時間t(単位:時間)の積T×tが、10〜16000(単位:°C・時間)【選択図】なし
Claim (excerpt):
連続した炭素繊維を引きながら酸基含有ポリオレフィン系樹脂を炭素繊維に含浸させる引き抜き成形法による長繊維強化樹脂組成物ペレットを加熱処理する被熱処理炭素長繊維強化樹脂ペレットの製造法であって、2個以上のエポキシ基を有するエポキシ系サイジング剤(s)で表面処理された連続した炭素繊維を引きながら、酸量が、無水マレイン酸換算で、平均で0.05〜0.5重量%であるマレイン酸変性ポリプロピレン及び/又は無水マレイン酸変性ポリプロピレン系樹脂(A)を押出機から溶融状態で供給して、マレイン酸変性ポリプロピレン及び/又は無水マレイン酸変性ポリプロピレン系樹脂(A)と炭素繊維の合計中の炭素繊維の重量比率が15重量%以上、50重量%未満となるように、連続した炭素繊維に含浸後、4〜50mmの長さに切断し、炭素長繊維(B)が樹脂中において実質的にその全てがペレットと同じ長さを有し且つ互いに平行な状態で配列している状態にした後、下記(1)〜(3)の条件を満たすように加熱処理することを特徴とする被熱処理炭素長繊維強化樹脂ペレットの製造方法。 (1)加熱処理温度Tが50〜160°C (2)加熱処理時間tが0.1〜100時間 (3)加熱処理温度T(単位:°C)と加熱処理時間t(単位:時間)の積T×tが、10〜16000(単位:°C・時間)
IPC (3):
B29B 13/02 ,  B29B 9/14 ,  C08J 5/06
FI (3):
B29B13/02 ,  B29B9/14 ,  C08J5/06
F-Term (29):
4F072AA04 ,  4F072AA08 ,  4F072AB10 ,  4F072AC05 ,  4F072AC12 ,  4F072AD04 ,  4F072AD53 ,  4F072AG05 ,  4F072AG13 ,  4F072AH04 ,  4F072AJ03 ,  4F201AA11J ,  4F201AA39 ,  4F201AB18B ,  4F201AB25A ,  4F201AB28A ,  4F201AC01A ,  4F201AR06 ,  4F201AR11 ,  4F201BA02 ,  4F201BA04 ,  4F201BC01 ,  4F201BC12 ,  4F201BC19 ,  4F201BC37 ,  4F201BD03 ,  4F201BL44 ,  4F201BL47 ,  4F201BN01
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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