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J-GLOBAL ID:201103010765688638

生体電気信号中の交流電源雑音の除去方式並びに装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 中島 三千雄 ,  中島 正博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2009229747
Publication number (International publication number):2011072725
Application date: Oct. 01, 2009
Publication date: Apr. 14, 2011
Summary:
【課題】適応的でリアルタイム性を有し、生体電気信号に極力影響を与えることのないハム除去方式並びに装置を提供すること。【解決手段】純粋なハムのみの信号を商用交流電源から直接に取得して、これを整形した上で加工せしめ、ハムに係る参照信号として用い、該参照信号におけるハムの振幅及び位相が、ハムの混入した生体電気信号より加工して得られた主入力信号におけるハムの振幅と位相に一致するように、該参照信号を加工し、前記主入力信号より、該加工された参照信号を差し引くことにより、ハムの除去を行なうように構成した。【選択図】図2
Claim (excerpt):
生体に装着された電極より取り出される、商用交流電源に起因する雑音の混入した微弱電位からなる生体電気信号を加工し、デジタル化して、主入力信号として出力する主入力信号加工工程と、 商用交流電源から信号を取得して、それを充分に大きな高調波周波数成分を持つように整形した後、デジタル化して、交流電源雑音に係る参照信号として出力する参照信号作成工程と、 該参照信号作成工程より入力される参照信号から、交流電源雑音の基本周波数と高調波周波数を推定して、その推定された基本周波数と高調波周波数に基づいて、該参照信号における交流電源雑音と前記主入力信号加工工程より入力される主入力信号における交流電源雑音の振幅及び位相をそれぞれ求め、更にそれら二つの交流電源雑音の振幅及び位相がそれぞれ一致するように、振幅・位相変更情報を出力する雑音周波数推定・振幅位相変更指令工程と、 該雑音周波数推定・振幅位相変更指令工程からの振幅・位相変更情報に基づいて、前記参照信号作成工程から出力される参照信号を加工して、振幅と位相が前記主入力信号における交流電源雑音に一致するように変更せしめる振幅位相変更工程と、 前記主入力信号加工工程より出力される主入力信号から、該振幅位相変更工程で加工された参照信号を差し引き、前記混入した交流電源雑音が除去された生体電気信号を出力する加減演算工程とを、 有することを特徴とする生体電気信号中の交流電源雑音の除去方式。
IPC (1):
A61B 3/10
FI (1):
A61B3/10 E
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2) Cited by examiner (2)

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