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J-GLOBAL ID:201203022262598718

イオン液体を用いた環境浄化方法およびその装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 須藤 政彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2010198387
Publication number (International publication number):2012055785
Application date: Sep. 03, 2010
Publication date: Mar. 22, 2012
Summary:
【課題】不揮発性のイオン液体からなる吸収液を用いて、常温において常圧から真空における圧力スイングで駆動し、非加熱条件で高効率に環境を浄化できる低消費エネルギーの方法ならびに装置を提供する。【解決手段】生活空間の空気を、吸収塔において、イオン液体に作用させ、空気中に含まれる二酸化炭素を選択的に吸収させて取り除き、浄化された空気を環境中に戻し、一方、脱離塔において、二酸化炭素を吸収したイオン液体から、減圧あるいは真空条件下で二酸化炭素を脱離して、イオン液体を再生し、これらの繰り返しにより、常温における圧力スイングのみで環境空間を浄化し、熱エネルギーの削減を可能とする環境浄化方法およびその装置を提供できる。【効果】宇宙ステーションなどの閉鎖空間において、人間などの排出した二酸化炭素を含む空気から、二酸化炭素を選択的に除去して、空気を浄化することが実現できる。【選択図】図3
Claim (excerpt):
不揮発性のイオン液体からなる吸収液を用いて、密閉状態を維持できる処理対象空間における二酸化炭素を含む空気から、二酸化炭素を選択的に除去して、該空間内の環境を浄化する方法であって、(1)圧力スイングにより二酸化炭素の着脱が可能な吸収液を用い、吸収塔において、二酸化炭素を取り除き、脱離塔において、吸収した二酸化炭素を減圧あるいは真空条件で脱離して、吸収液を再生すること、(2)前記不揮発性のイオン液体が、単一のカチオン(陽イオン)とアニオン(陰イオン)との組み合わせからなる吸収液、少なくとも2種類のカチオンと単一のアニオンからなる吸収液、単一のカチオンと少なくとも2種類のアニオンからなる吸収液、または少なくとも2種類のカチオンと少なくとも2種類のアニオンからなる吸収液であること、を特徴とする環境浄化方法。
IPC (2):
B01D 53/14 ,  B01D 53/62
FI (3):
B01D53/14 C ,  B01D53/14 102 ,  B01D53/34 135Z
F-Term (17):
4D002AA09 ,  4D002BA02 ,  4D002CA06 ,  4D002DA19 ,  4D002DA31 ,  4D002EA07 ,  4D002FA01 ,  4D002GB04 ,  4D020AA03 ,  4D020BA16 ,  4D020BA19 ,  4D020BB03 ,  4D020BC02 ,  4D020CB01 ,  4D020CC01 ,  4D020CC21 ,  4D020DB04
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (8)
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