Pat
J-GLOBAL ID:201303080834541370
プレーナーパッチクランプ装置、該装置用電極部及び細胞イオンチャンネル電流計測方法
Inventor:
,
,
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (2):
北川 治
, 北川 英陸
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2012181786
Publication number (International publication number):2013146261
Application date: Aug. 20, 2012
Publication date: Aug. 01, 2013
Summary:
【課題】プレーナーパッチクランプ装置における印加膜電位の変動を抑制してノイズ電流を低減させ、以ってイオンチャンネル電流の正確な計測を可能とする。【解決手段】電気絶縁性基板に微細な貫通孔を1以上設け、貫通孔の両側の表面には導電性液体を保持する液溜部と、該液溜部に通電可能な電極部を設け、これらの電極部が、(a)容器壁の一部が無機多孔質材料からなる電極容器と、(b)貴金属Nmの表層部にその塩化物NmCl層を形成した電極と、(c)NmCl及びアルカリ金属塩化物が飽和濃度で溶解した電極溶液を備える、プレーナーパッチクランプ装置。【選択図】図1
Claim (excerpt):
(1)電気絶縁性基板に、その両側の表面を連通させる、細胞を通過させないが液体を通過させ得る微細な貫通孔を1以上設け、(2)前記貫通孔の第一表面側と第二表面側にはそれぞれ、導電性液体を保持するための液溜部と、該液溜部の導電性液体に対して通電可能に配置された電極部とを設け、(3)第一表面側の液溜部が細胞配置用の液溜部とされ、更に、(4)前記第一表面側及び第二表面側の電極部が以下の(a)〜(c)の要素を備えることを特徴とするプレーナーパッチクランプ装置。
(a)前記液溜部に導電性液体が導入された際にその導電性液体に接することとなる容器壁の少なくとも一部が無機多孔質材料で構成されている電極容器。
(b)上記の電極容器内に収容された、貴金属Nmの表層部にその貴金属の塩化物NmCl層を形成した電極。
(c)上記の電極容器内に充填された、前記貴金属の塩化物NmCl及びアルカリ金属塩化物が飽和濃度で溶解した電極溶液。
IPC (3):
C12M 1/34
, G01N 27/28
, C12Q 1/02
FI (3):
C12M1/34 A
, G01N27/28 P
, C12Q1/02
F-Term (11):
4B029AA07
, 4B029BB11
, 4B029CC03
, 4B029FA15
, 4B029GB09
, 4B029GB10
, 4B063QA05
, 4B063QQ08
, 4B063QR50
, 4B063QS39
, 4B063QX04
Patent cited by the Patent:
Return to Previous Page