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J-GLOBAL ID:201303087011733189

エノン還元酵素

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (12): 清水 初志 ,  春名 雅夫 ,  山口 裕孝 ,  刑部 俊 ,  井上 隆一 ,  佐藤 利光 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  渡邉 伸一 ,  大関 雅人 ,  五十嵐 義弘 ,  川本 和弥
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2001222379
Publication number (International publication number):2003033185
Patent number:4753335
Application date: Jul. 24, 2001
Publication date: Feb. 04, 2003
Claim (excerpt):
【請求項1】 下記(a)から(e)のいずれかに記載のポリヌクレオチドによってコードされる蛋白質、該酵素または蛋白質を産生する微生物、および該微生物の処理物、からなる群から選択されるいずれかの酵素活性物質を、α,β不飽和ケトンに作用させ、生成するケトンを回収する工程を含む、α,β-不飽和ケトンの炭素-炭素2重結合を選択的に還元し、飽和ケトンを生産する方法。 (a)配列番号:1に記載の塩基配列を含むポリヌクレオチド、 (b)配列番号:2に記載のアミノ酸配列をコードするポリヌクレオチド、 (c)配列番号:2に記載のアミノ酸配列において、1若しくは複数のアミノ酸が置換、 欠失、挿入、および/または付加したアミノ酸配列からなり、下記の理化学的性状(A)および(B)を有する蛋白質をコードするポリヌクレオチド、 (d)配列番号:1に記載の塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、下記の理化学的性状(A)および(B)を有する蛋白質をコードするポリヌクレオチド、 (e)配列番号:2に記載のアミノ酸配列と90%以上の相同性を有するアミノ酸配列からなり、下記の理化学的性状(A)および(B)を有する蛋白質をコードするポリヌクレオチド、 (A)作用 還元型β-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸を電子供与体として、α,β-不飽和ケトンの炭素-炭素2重結合を還元し、対応する飽和炭化水素を生成する。 (B)基質特異性 (1) 電子供与体としては、還元型β-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドよりも還元型β-ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸に対して、有意に高い活性を有する。 (2)不飽和ケトンの炭素-炭素2重結合を還元するが、実質的にケトンの還元活性は無い。 (3) 3-Methyl-4-(3-pyridyl)-3-buten-2-oneのα,β-不飽和結合を選択的に還元し、90% ee以上の (S)-3-methyl-4-(3-pyridyl)-3-butan-2-oneを生成する。
IPC (3):
C12N 15/09 ( 200 6.01) ,  C12P 7/26 ( 200 6.01) ,  C12N 9/06 ( 200 6.01)
FI (3):
C12N 15/00 ZNA A ,  C12P 7/26 ,  C12N 9/06 Z
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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