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J-GLOBAL ID:201403074713105561

内燃機関のピストン

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 特許業務法人日誠国際特許事務所
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2012244373
Publication number (International publication number):2014092124
Application date: Nov. 06, 2012
Publication date: May. 19, 2014
Summary:
【課題】スカート部に樹脂被膜層及び凹部を設ける場合でもピストンとシリンダ内壁との間に潤滑油層が形成され易い状況で摩擦抵抗が増加してしまうのを防止する。【解決手段】ピストン1は、スカート部30の外周面の形状がピストンピン孔の中心軸に一致する短軸を有しピストンピン孔の中心軸に直交する長軸を有する楕円形状をなし、スカート部30の外周面31の長軸方向に位置する領域は、シリンダボアの内面に対して隙間を有する中央領域31aと周方向で中央領域を挟むように位置されシリンダボアの内面に対して中央領域31aの隙間よりも大きい隙間を有する外側領域31bとを有し、スカート部30の外周面31の中央領域31a及び外側領域31bには樹脂被膜層32が形成され、外側領域31bの樹脂被膜層32の表面には潤滑油を保持可能な凹部33が形成され、中央領域の31aの樹脂被膜層32の表面は平滑面32aとなっている。【選択図】図1
Claim (excerpt):
シリンダボアの内面に対し潤滑油層を介して摺動する内燃機関のピストンであって、 円柱形状をなすピストンクラウン部と前記ピストンクラウン部の一端面から当該ピストンクラウン部の軸方向に対して平行に延びるスカート部と前記ピストンクラウン部の一端面に形成されピストンピンが挿入されるピストンピン孔が形成されているピストンピンボス部とを有し、 ピストン中心軸の周方向における前記スカート部の外周面の形状は、前記ピストンピン孔の中心軸に一致する短軸を有しかつ前記ピストンピン孔の中心軸に直交する長軸を有する楕円形状をなし、 前記スカート部の外周面において長軸方向に位置する領域は、前記シリンダボアの内面に対して隙間を有する中央領域と前記周方向において前記中央領域を挟むように位置され前記シリンダボアの内面に対して前記中央領域が有する前記隙間よりも大きい隙間を有する外側領域とを有し、 前記スカート部の外周面の前記中央領域及び前記外側領域には、樹脂被膜層が形成され、 前記外側領域に形成される前記樹脂被膜層の表面には、潤滑油を保持可能な凹部が形成され、 前記中央領域に形成される前記樹脂被膜層の表面は、前記凹部が形成されることなく平滑面となっていることを特徴とする内燃機関のピストン。
IPC (4):
F02F 3/00 ,  F02F 3/10 ,  F16J 1/04 ,  F16J 1/08
FI (5):
F02F3/00 M ,  F02F3/00 Q ,  F02F3/10 B ,  F16J1/04 ,  F16J1/08
F-Term (9):
3J044AA10 ,  3J044AA12 ,  3J044BB14 ,  3J044BB37 ,  3J044BC04 ,  3J044CA14 ,  3J044CA15 ,  3J044CA25 ,  3J044DA09
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 内燃機関のピストン
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2007-219071   Applicant:本田技研工業株式会社
  • ピストン
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2009-234526   Applicant:株式会社豊田中央研究所, トヨタ自動車株式会社
  • 特開平3-194156
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