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J-GLOBAL ID:201403085258327145
生体電気信号中の交流電源雑音の除去装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2):
中島 三千雄
, 中島 正博
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2009229747
Publication number (International publication number):2011072725
Patent number:5468346
Application date: Oct. 01, 2009
Publication date: Apr. 14, 2011
Claim (excerpt):
【請求項1】(i)生体に装着された電極より取り出される、商用交流電源に起因する雑音の混入した微弱電位からなる生体電気信号を加工し、デジタル化して、主入力信号として出力する主入力信号加工部と、(ii)商用交流電源から信号を取得して、それを充分に大きな高調波周波数成分を持つように整形し、そしてデジタル化して、交流電源雑音に係る参照信号として出力する参照信号作成部と、 (iii)該参照信号作成部より入力される参照信号から、交流電源雑音の基本周波数と高調波周波数を推定して、その推定された基本周波数と高調波周波数に基づいて、該参照信号における交流電源雑音と前記主入力信号加工部より入力される主入力信号における交流電源雑音の振幅及び位相をそれぞれ求め、更にそれら二つの交流電源雑音の振幅及び位相がそれぞれ一致するように、振幅・位相変更情報を出力する雑音周波数推定・振幅位相変更指令部と、(iv)該雑音周波数推定・振幅位相変更指令部からの振幅・位相変更情報に基づいて、前記参照信号作成部から出力される参照信号を加工して、振幅と位相が前記主入力信号における交流電源雑音に一致するように変更せしめる振幅位相変更部と、(v)前記主入力信号加工部より出力される主入力信号から、該振幅位相変更部で加工された参照信号を差し引き、前記混入した交流電源雑音が除去された生体電気信号を出力する加減演算部とを有し、
且つ前記雑音周波数推定・振幅位相変更指令部が、
前記参照信号作成部より入力される参照信号から、交流電源雑音の基本周波数と高調波周波数を推定して、その推定された基本周波数と高調波周波数に基づいて、該参照信号における交流電源雑音と前記主入力信号加工部より入力される主入力信号における交流電源雑音の振幅及び位相をそれぞれ求め、更にそれら二つの交流電源雑音の振幅比と位相差を検出する雑音周波数推定/振幅比・位相差検出部と、
該雑音周波数推定/振幅比・位相差検出部で検出された振幅比と位相差に基づいて、前記二つの交流電源雑音の振幅及び位相がそれぞれ一致するように振幅・位相変更情報を出力する振幅位相変更情報生成部とを、
含んで構成されると共に、前記雑音周波数推定/振幅比・位相差検出部における交流電源雑音の基本周波数と高調波周波数の推定が、適応的な周波数分析にて行なわれ、そしてその推定された基本周波数と、その高調波周波数のうち、ナイキスト周波数未満の有限個の周波数において、前記主入力信号における交流電源雑音の振幅と位相が適応的に検出されるようになっていることを特徴とする生体電気信号中の交流電源雑音の除去装置。
IPC (1):
FI (1):
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
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誘導コイルを用いた磁気遮蔽方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2003-167128
Applicant:株式会社フォレステック
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特開平2-277436
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