Art
J-GLOBAL ID:201502209799742825   Reference number:15A1163686

A Study on the State of Science Education Research for Proactive and Collaborative Learning -Model of Lesson Study in Science Based on Curriculum Management-

主体的・協働的な学びを育成する理科授業研究の在り方に関する一考察 ~カリキュラムマネジメントに基づく理科授業研究モデルの構想~
Author (2):
Material:
Volume: 56  Issue:Page: 17-32 (J-STAGE)  Publication year: 2015 
JST Material Number: L6042A  ISSN: 1345-2614  Document type: Article
Article type: 原著論文  Country of issue: Japan (JPN)  Language: JAPANESE (JA)
Thesaurus term:
Thesaurus term/Semi thesaurus term
Keywords indexed to the article.
All keywords is available on JDreamIII(charged).
On J-GLOBAL, this item will be available after more than half a year after the record posted. In addtion, medical articles require to login to MyJ-GLOBAL.

Semi thesaurus term:
Thesaurus term/Semi thesaurus term
Keywords indexed to the article.
All keywords is available on JDreamIII(charged).
On J-GLOBAL, this item will be available after more than half a year after the record posted. In addtion, medical articles require to login to MyJ-GLOBAL.

JST classification (1):
JST classification
Category name(code) classified by JST.
Science and engineering education 
Reference (46):
  • 1)資質・能力の定義は, それをどう見るかと関係して複雑なものにならざるを得ない。本報でいう「資質・能力」は, 教育の質を向上させようとする観点から, 国立教育政策研究所, 「資質・能力を育成する教育課程の在り方に関する研究」(2015, p. 31-32)で用いられている定義に依拠する。ここでは, 学術的な整理を踏まえ, 「知識だけではなく, スキル, 更に態度を含んだ人間の能力」とした。
  • 2)文部科学省(2014b)諮問文では主体的な学びを引き出す「アクティブ・ラーニング」という言葉が取り上げられたが, さらに「ディープ・ラーニング」に向かっていくことについて溝上, 2014)は触れている。そもそも「アクティブ・ラーニング」とは, 「教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり, 学習者の能動的な学習への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学習者が能動的に学習することによって, 認知的, 倫理的, 社会的能力, 教養, 知識, 経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習, 問題解決学習, 体験学習, 調査学習等が含まれるが, 教室内でのグループ・ディスカッション, ディベート, グループ・ワーク等によっても取り入れられる。」(「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて」(中教審答申)平成24年8月用語集)とされているが, さらに, 「ディープ・ラーニング」になると, 個別の用語や事実だけに着目し, 課題を仕上げようとする学習に対して, 意味や納得を求めて高次の認知機能を用いようとする学習(溝上, 2014等)である。本研究で求めるのは, 「ディープ・ラーニング」であり, これを評価するためには, 学習プロセスをみとる学習評価の在り方が必要であると考える。
  • 3)本報における, 国内外の先行研究の調査に当たっては, 国立教育政策研究所先行研究プロジェクト研究「教育課程の編成に関する基礎的研究(平成21-25年)及び「資質・能力を育成する教育課程の在り方に関する研究」(平成26-28年(予定))における学術研究動向等に注目した。
  • 天笠茂(2013)「カリキュラムを基盤とする学校経営」ぎょうせい, 24
  • 浅海健一郎, 野島一彦(2001)「臨床心理学における「主体性」概念の捉え方に関する一考察」『九州大学心理学研究』第2巻, 53-58.
more...

Return to Previous Page