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J-GLOBAL ID:201603007822385864

観察方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 家入 健
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2011519585
Patent number:5897332
Application date: Jun. 21, 2010
Claim (excerpt):
【請求項1】 励起光が入射されることにより非線形な蛍光反応が生じる非線形発光分子が溶媒に溶解された蛍光染色剤により染色された試料の観察方法であって、 前記非線形発光分子は、 1以上のドナーと1以上のアクセプタとを備え、 前記1以上のドナーは、第1のドナーを含み、 前記1以上のアクセプタは、前記第1のドナーと結合した第1のアクセプタを含み、 第1の光子の入射により前記第1のドナー及び前記第1のアクセプタのいずれか一方が励起されるのに伴って、前記第1のドナーから前記第1のアクセプタへ電荷が移動することにより、前記第1のドナーと前記第1のアクセプタとは電荷分離状態を形成し、 前記電荷分離状態が維持された状態において、前記1以上のドナーのうちで前記第1のドナー以外のドナー又は前記1以上のアクセプタのうちで前記第1のアクセプタ以外のアクセプタのうち、前記電荷分離状態を形成していないドナー又はアクセプタに第2の光子が入射することで、前記電荷分離状態を形成していないドナー又はアクセプタが励起され、励起状態から基底状態に遷移する際に前記電荷分離状態を形成していないドナー又はアクセプタが蛍光を発するものであり、 前記蛍光染色剤は、前記溶媒中に溶解した前記非線形発光分子により、光学観察の対象となる前記試料を染色するものであり、 励起光である連続発振レーザ光を集光して前記試料に照射し、 前記連続発振レーザ光の焦点と前記試料の相対位置を変化させるように走査し、 前記連続発振レーザ光の照射により発生した蛍光を前記連続発振レーザ光と分離して検出し、 検出された前記蛍光の強度に基づいて観察を行う、 観察方法。
IPC (3):
C07F 5/02 ( 200 6.01) ,  C09B 57/10 ( 200 6.01) ,  G01N 21/64 ( 200 6.01)
FI (3):
C07F 5/02 CSP D ,  C09B 57/10 ,  G01N 21/64 F

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