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J-GLOBAL ID:201603011287197007

摩擦部構造及び摩擦面の形成方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 松尾 憲一郎 ,  市川 泰央
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2015129185
Publication number (International publication number):2016026555
Application date: Jun. 26, 2015
Publication date: Feb. 18, 2016
Summary:
【課題】低い摩擦抵抗性を実現しながらも、微細な摩耗粉の発生を抑制することができ、しかも、摩耗粉の発生量自体も抑制することのできる摩擦部構造を提供する。【解決手段】一対の摩擦面のうち相対的に高硬度の摩擦面13は、移着膜形成部18と凹部16とを有し、前記移着膜形成部の表面は、前記一対の摩擦面の圧接摺動に伴って前記凹部より溢出した潤滑液15により前記移着膜形成部の表面に形成された前記移着膜の剥離を助長する移着膜剥離助長手段を備えることとした。【選択図】図2
Claim (excerpt):
硬度の異なる一対の部材間に形成され、潤滑液の存在下で互いに接触しつつ相対的に摺動する一対の摩擦面を備えた摩擦部の構造において、 前記一対の摩擦面のうち相対的に高硬度の摩擦面は、 相対的に低硬度の摩擦面との接触により移着膜が形成される移着膜形成部と、 前記高硬度の摩擦面の表面側から内側にかけて徐々に幅が狭くなる溝状及び穴状の少なくともいずれかであって、前記一対の摩擦面の圧接時に前記移着膜形成部の表面に存在する潤滑液を流入させて収容し同表面を実質的に無潤滑液状態にできる容量を備えた凹部と、を有し、 前記移着膜形成部の表面は、前記一対の摩擦面の圧接摺動に伴って前記凹部より溢出した潤滑液により前記移着膜形成部の表面に形成された前記移着膜の剥離を助長する移着膜剥離助長手段を備えることを特徴とする摩擦部構造。
IPC (1):
A61F 2/30
FI (1):
A61F2/30
F-Term (8):
4C097AA03 ,  4C097BB01 ,  4C097CC03 ,  4C097CC17 ,  4C097DD06 ,  4C097MM02 ,  4C097MM03 ,  4C097MM04

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