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J-GLOBAL ID:201703008624757547

イムノクロマト法によるアレルゲンの検出方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (9): 廣田 雅紀 ,  小澤 誠次 ,  東海 裕作 ,  松田 一弘 ,  堀内 真 ,  山内 正子 ,  園元 修一 ,  山村 昭裕 ,  有馬 昌広
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2015096009
Publication number (International publication number):2016211967
Application date: May. 08, 2015
Publication date: Dec. 15, 2016
Summary:
【課題】被検試料から、2-メルカプトエタノールを使用することなく、大豆アレルゲンやごまアレルゲンを抽出し、さらに、抗体に結合した金コロイドの崩壊に伴う非特異反応を抑え、迅速かつ精度よくアレルゲンを検出することのできるイムノクロマト法によるアレルゲンの検出方法や、イムノクロマト用アレルゲンの検出キットを提供すること。【解決手段】変性及び未変性のアレルゲンを共に認識するモノクローナル抗体に金コロイドを結合した金コロイド標識抗体と、前記金コロイド標識抗体と異なるエピトープを認識するモノクローナル抗体が固定された展開支持体と、被検試料から、SDS等の陰イオン性界面活性剤、チオ硫酸塩、及びSDS等の陰イオン性界面活性剤を用いて抽出したアレルゲンの測定サンプルと、FBSを含む展開液とを用い、展開液を展開支持体に展開させた後、金コロイドの集積の有無により、大豆7Sグロブリンやごま11Sグロブリンを検出する。【選択図】なし
Claim (excerpt):
変性及び未変性のアレルゲンを共に認識するモノクローナル抗体に金コロイドを結合した金コロイド標識抗体と、変性及び未変性のアレルゲンを共に認識し、前記金コロイド標識抗体と異なるエピトープを認識するモノクローナル抗体が所定の位置に固定された展開支持体と、被検試料から抽出液を用いて抽出したアレルゲンの測定サンプルと、ウシ胎児血清(FBS)が少なくとも10重量%含まれている展開液とを用い、金コロイド標識抗体と測定サンプルと展開液との混合液を展開支持体に展開させた後、前記所定の位置における金コロイドの集積の有無により、アレルゲンを検出するイムノクロマト法において、前記アレルゲンが大豆7Sグロブリン又はごま11Sグロブリンであり、前記抽出液が陰イオン性界面活性剤、チオ硫酸塩、及び非イオン性界面活性剤を含むことを特徴とするイムノクロマト法によるアレルゲンの検出方法。
IPC (4):
G01N 33/53 ,  G01N 33/543 ,  G01N 33/577 ,  G01N 33/553
FI (5):
G01N33/53 Q ,  G01N33/543 521 ,  G01N33/53 D ,  G01N33/577 B ,  G01N33/553
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 大豆加工食品
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平8-168058   Applicant:株式会社アレルゲンフリー・テクノロジー研究所, 農林水産省九州農業試験場長
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • Int Arch Allergy Immunol., 20060511, 140(3), 270-276

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