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J-GLOBAL ID:202103007777919380

溶融金属めっき設備用ガスワイピングノズル、溶融金属めっきのガスワイピング方法、及び溶融金属めっき鋼板の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 杉村 憲司 ,  杉村 光嗣 ,  川原 敬祐
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2018101854
Publication number (International publication number):2019206731
Patent number:6870659
Application date: May. 28, 2018
Publication date: Dec. 05, 2019
Claim (excerpt):
【請求項1】 溶融金属浴から引き上げられた鋼帯にガスを吹き付けて、前記鋼帯の表面の溶融金属の付着量を調整する溶融金属めっき設備用ガスワイピングノズルであって、 ノズルヘッダと、上ノズル部材及び下ノズル部材からなるノズル本体と、整流板とを有し、 前記ノズルヘッダは、上側端部と下側端部とを有し、ガス供給管が接続され、内部に前記ガス供給管と連通し、前記鋼帯の幅方向に延在するヘッダ空間を区画し、 前記上ノズル部材及び前記下ノズル部材は、それぞれ前記ノズルヘッダの前記上側端部及び前記下側端部に接続された基端部から延在し、内部に前記鋼帯の幅方向に延在するガス流路を区画しつつ、互いに対向するそれぞれの先端部によって前記鋼帯の幅方向に延在するスリット状のガス噴射口を区画し、 前記整流板は複数の貫通孔を有し、前記ノズルヘッダと前記ノズル本体との間に位置し、前記複数の貫通孔を介して前記ヘッダ空間から前記ガス流路にガスが供給され、 前記ノズル本体は、前記ガス流路の流路断面積が前記基端部から前記先端部に向かって漸減する漸減部を有し、 前記漸減部では、前記鋼帯に垂直な断面視で、前記上ノズル部材及び前記下ノズル部材の内壁が非直線形状を呈し、 前記鋼帯に垂直な断面視で、前記漸減部における前記上ノズル部材及び前記下ノズル部材の内壁の、前記基端部側の端点をそれぞれRS1及びRS2とし、前記先端部側の端点をそれぞれRE1及びRE2とし、 RS1及びRS2間の距離をBsとし、RE1及びRE2間の距離は前記スリットギャップと等しいBであり、 RS1とRS2とを結ぶ直線をy軸、RS1とRS2との中点RS0と、RE1とRE2との中点RE0とを結ぶ直線をx軸としたxy平面において、中点RS0をx=0、中点RE0をx=Lsとしたとき、 位置xにおける、前記x軸から前記上ノズル部材の内壁までの距離Y1を示す関数Y1=f1(x)は、 0.40Ls≦x≦0.60Lsかつ0.20(Bs+B)≦y≦0.30(Bs+B)を満たす任意の点RM1から前記RE1までが、前記x軸に向かって凸の曲線となり、 位置xにおける、前記x軸から前記下ノズル部材の内壁までの距離Y2を示す関数Y2=f2(x)は、 0.40Ls≦x≦0.60Lsかつ-0.30(Bs+B)≦y≦-0.20(Bs+B)を満たす任意の点RM2から前記RE2までが、前記x軸に向かって凸の曲線となり、 前記ガス流路の流路断面積が一定となる前記ガス噴射口の出口部分のガス流れ方向長さLは、前記ガス噴射口のスリットギャップBに対して、0≦L/B≦5であることを特徴とする溶融金属めっき設備用ガスワイピングノズル。
IPC (2):
C23C 2/20 ( 200 6.01) ,  B05B 1/04 ( 200 6.01)
FI (2):
C23C 2/20 ,  B05B 1/04
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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