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J-GLOBAL ID:202103016568377790
腫瘍浸潤T細胞受容体レパトアの解析方法および該解析方法を用いたがん治療処置の有効性の判定方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (1):
特許業務法人谷川国際特許事務所
Gazette classification:再公表公報
Application number (International application number):JP2019013234
Publication number (International publication number):WO2019189383
Application date: Mar. 27, 2019
Publication date: Oct. 03, 2019
Summary:
がん治療の臨床現場において実用可能な、がん治療処置の有効性判定に有用な手段が開示されている。本発明による腫瘍浸潤TCR(T細胞受容体)レパトアの解析方法は、末梢血又は腫瘍所属リンパ節検体のCD4陽性/CD8陽性TCRレパトアをリファレンスとして、T細胞の分離処理を行なわない未分画の腫瘍組織検体のTCRレパトアをアノテーションすることにより、腫瘍浸潤CD4陽性/CD8陽性TCRレパトアを解析する。該解析方法によれば、原発がんや転移がんの病巣が小さく、従来のTCRレパトア解析に必要とされるほどの量の組織検体を採取できない場合であっても、微量の組織検体を用いて腫瘍浸潤T細胞のTCRレパトアを解析し、がんの治療処置の有効性を判定するための情報を得ることができる。
Claim (excerpt):
腫瘍浸潤CD4陽性T細胞又は腫瘍浸潤CD8陽性T細胞のT細胞受容体(TCR)レパトアの解析方法であって、
がん患者より採取された腫瘍組織検体より、T細胞の分離処理を行なわずに核酸を抽出して未分画腫瘍由来核酸試料を調製し、該核酸試料から未分画腫瘍TCR可変領域ライブラリーを調製する工程、
前記がん患者より採取された第2の検体より分離されたCD4陽性T細胞又はCD8陽性T細胞から核酸を抽出して、第2の検体由来のCD4陽性T細胞核酸試料又はCD8陽性T細胞核酸試料を調製し、該核酸試料から第2の検体のCD4陽性T細胞又はCD8陽性T細胞のTCR可変領域ライブラリーを調製する工程であって、第2の検体が末梢血検体又は腫瘍所属リンパ節組織検体である、工程、
未分画腫瘍TCR可変領域ライブラリー、及び第2の検体のCD4陽性T細胞又はCD8陽性T細胞のTCR可変領域ライブラリーの配列を解析し、各ライブラリーの配列データを取得する工程、
前記配列データを用いて、未分画腫瘍TCRレパトア、及び第2の検体のCD4陽性T細胞又はCD8陽性T細胞のTCRレパトアを解析し、未分画腫瘍内T細胞クローン、及び第2の検体中のCD4陽性T細胞クローン又はCD8陽性T細胞クローンの配列情報をそれぞれ取得する工程、
未分画腫瘍内T細胞クローンの配列情報を、第2の検体中のCD4陽性T細胞クローン又はCD8陽性T細胞クローンの配列情報と照合する工程、並びに
第2の検体中のCD4陽性T細胞クローン又はCD8陽性T細胞クローンと同一のTCR配列を有する未分画腫瘍内T細胞クローンを、腫瘍浸潤CD4陽性T細胞クローン又は腫瘍浸潤CD8陽性T細胞クローンとして同定する工程
を含む、解析方法。
IPC (5):
C12Q 1/686
, C12Q 1/02
, C12Q 1/685
, G01N 33/53
, G01N 33/574
FI (6):
C12Q1/6869 Z
, C12Q1/02
, C12Q1/6851 Z
, C12Q1/686 Z
, G01N33/53 M
, G01N33/574 D
F-Term (20):
4B063QA01
, 4B063QA17
, 4B063QA18
, 4B063QA19
, 4B063QA20
, 4B063QQ02
, 4B063QQ08
, 4B063QQ53
, 4B063QR06
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR42
, 4B063QR56
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QS39
, 4B063QX02
, 4B063QX04
, 4B063QX10
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