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J-GLOBAL ID:202104000283120788  Research Project code:14542738

災害時応用のための効率的かつスケーラブルなビッグデータの収集・解析・処理

災害時応用のための効率的かつスケーラブルなビッグデータの収集・解析・処理
Study period:2015 - 2017
Organization (1):
Principal investigator: ( , 情報科学研究科, 准教授 )
Research overview:
本研究では、災害時において膨大なデータの収集・解析・処理を可能とする基盤技術について研究開発を推進する。具体的には、(1)高次元データから構成される複数のセンサストリームの圧縮手法の実現、(2)高次元データに対してスケーラブルかつ効率的な位置検索、範囲検索、最近傍検索を実現するインデックス手法の実現、(3)複数の情報源から生成される高次元データに対するモニタリング手法の実現、(4)マイクロブログを社会センサとして応用する技術の実現、の4つの課題に取り組む。課題(4)に関しては、センサデータだけではなく、人が生成するメッセージから情報を抽出することで、実環境で発生しているイベントや事故、人の感情、トレンドなどを位置に対応付けて把握できるため、災害時において貴重な情報となる。これら4つの課題に関して有効な技術を提案することで、例えば、救助隊の最も近い被災者グループへの誘導や、適切な投薬投与、被災者の安全な避難経路への誘導など、災害対応のための様々な行動・意思決定の支援が可能となる。課題(1)と(2)については米国チームが主導し、課題(3)と(4)については日本チームが主導して研究を行う。ただし、頻繁に両チーム間で研究打合せを行い、すべての課題について議論の上で研究を進める。本研究では、考案した各技術を複数の実データセットなどを用いて評価することにより、その有効性や問題点を検証する。さらに、申請者らが開発しているセンサークラウド基盤上の実装することで、実環境における有効性、実現性についても詳細な検証を行う。
Terms in the title (5):
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Research program:
Parent Research Project: ビッグデータと災害
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Reports :

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