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J-GLOBAL ID:202104006790026732
Research Project code:11101691
癌浸潤転移能に対して阻害効果を有する抗Wnt抗体の評価法の確立
癌浸潤転移能に対して阻害効果を有する抗Wnt抗体の評価法の確立
Study period:2011 - 2011
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 医学系研究科・医学部 分子病態生化学, 教授 )
Research overview:
Wnt5a を介する癌に対する治療において、中和抗体療法は有望な戦略の一つである。本研究では、1)受容体エンドサイトーシス、2)細胞内シグナル伝達を指標にWnt5aに対する特異的中和抗体の評価系を確立することを目指す。Wnt5aはその受容体であるFzをエンドサイトーシスするが、Wnt5a抗体はそれを抑制した。一方、Wnt5a刺激はDvlのリン酸化を誘導するが、これに対しWnt5a抗体の阻害効果は得られなかった。以上より、Wnt5a抗体の評価系として受容体エンドサイトーシスが有用であることが判明した。今後、マウスやニワトリ、ファージディプレイによりWnt5aモノクローナル抗体を作製する予定であり、抗体の特異性はエンドサイトーシスを用いて確認する予定である。
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Research program:
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Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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