Proj
J-GLOBAL ID:202104008252932777
Research Project code:12101241
プロシアニジンの抗糖尿病作用の比較による岩手県産果実の高付加価値化
プロシアニジンの抗糖尿病作用の比較による岩手県産果実の高付加価値化
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility:
(
, 農学部 応用生物化学課程, 教授 )
Research overview:
カリン果実からエタノールで抽出した成分をゲルろ過カラムなどで解析した結果、プロシアニジンが主成分であることが示された。カリンプロシアニジンは、カテキンおよび低分子化プロシアニジンと同程度の抗酸化性、抗糖化性を示した。カリンプロシアニジンの摂取は、2型糖尿病モデルマウスの血糖値をカテキンと同程度に低下させ、血清AGEの蓄積も抑制した。抗肥満に対しては、脂質関連遺伝子の発現解析から中性脂肪の酸化分解に対してカリンプロシアニジンが効果的であることが示唆された。これらよりカリン果実抽出物には抗糖尿病作用、抗肥満作用があることが明らかになった。カリンプロシアニジンの実用化にはより吸収のよい形態の開発が必要であると考えられた。
Terms in the title (5):
Terms in the title
Keywords automatically extracted from the title.
,
,
,
,
Research program:
>
>
>
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Return to Previous Page