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J-GLOBAL ID:202104014174354010  Research Project code:12102532

粒界型応力腐食割れ下限界の加速試験法開発

粒界型応力腐食割れ下限界の加速試験法開発
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 工学部 システム安全系, 教授 )
Research overview:
丸型接触片と高応力比により粒界き裂を選択的に形成する技術を確立し、SUS304鋭敏化材の粒界型応力腐食割れ(SCC)進展下限界が従来の10~20程度より低く、2~4程度であり、微小き裂効果を持つことを初めて実験的に示すことができた。粒界き裂は接触部外縁に存在することから、フレッティングによる多軸応力よりも、主応力と腐食によりき裂形成が促進されていることが明らかとなった。粒界型SCCの停留機構は、粒界腐食と応力で形成されたき裂内表面が酸化される事で腐食が抑制されるためであることが示された。本研究開発により、従来困難であった粒界SCCの下限界測定を、フレッティング疲労による粒界き裂形成により大幅に短縮することが可能となった。
Terms in the title (5):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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