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J-GLOBAL ID:202104016383218983  Research Project code:12102217

がん遺伝子Ect2からのシグナルの特異的遮断による新世代抗がん剤の開発

がん遺伝子Ect2からのシグナルの特異的遮断による新世代抗がん剤の開発
Study period:2012 - 2013
Organization (1):
Research responsibility: ( , 工学部 生物系, 教授 )
Research overview:
本研究の目的はEct2からの各シグナルを個別に阻害できる薬剤のアッセイ系を構築し、細胞のがん化シグナルのみを特異的に遮断する薬剤を見いだすことである。まずEct2とPar6の結合を詳しく解析した。またEct2を介する新しいシグナルとして、Ect2とc-Mycの相互作用を見出した。更にEct2の主要機能である細胞質分裂に影響を与える薬剤のスクリーニング法を確立した。これらのアッセイ系はまだ最適化する必要があるが、Ect2を介する新しいシグナルの発見という点では予想外の進展が得られたので、達成度は9割程度と評価している。今後の展開として、Ect2とc-Mycの結合の詳しい解析とEct2/Par6結合遮断系の改良を考えている。
Terms in the title (5):
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Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency

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