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J-GLOBAL ID:202204002133028263
Research Project code:21479434
演劇的手法を用いた共感性あるコミュニティ の醸成による孤立・孤独防止事業
演劇的手法を用いた共感性あるコミュニティ の醸成による孤立・孤独防止事業
National award number:JPMJRX21K5
Study period:2021 - 2025
Organization (1):
Principal investigator:
(
, 大学院医学系研究科, 教授 )
DOI:
https://doi.org/10.52926/JPMJRX21K5
Research overview:
日本は従来、諸外国に比べて孤独化の傾向が高いことで知られ、この孤独化による自尊心の低下が危惧されていた。さらに、コロナ禍において、コミュニティーの絆が弱まって、孤立化・孤独化するリスクのある人々への共感性が失われていることが、人々の孤独感に強く影響していると示唆され、人々の社会的孤立の深刻化が懸念されている。
本プロジェクトでは、応用演劇の手法を用いて、共感性のあるコミュニティーの醸成を目指す。まずは他者理解に必要な社会情動的スキルを育む、応用演劇と科学的人間理解を組み合わせた教育プログラムを創出する。さらに参加者が互いに語り、傾聴し、演じるための安全基地となる豊かなコミュニティーづくりを育む取り組みを実施し、そのファシリテーターを育成する。また、各種性格特性、生理的指標、人間形成の質的調査を組み合わせた多次元尺度による評価法を開発して、孤立・孤独のリスク評価を目指す。演劇的手法をコミュニティー醸成に役立てるために即興再現劇の演劇グループ、地元の仙台の演劇グループとの連携体制を構築し、まずは東北大学と宮城教育大学の学生を対象に、遠隔と対面を交えたハイブリッド形式でこのプログラムを実施する。さらに、育成した人材とともに、ニーズのあるコミュニティーにおいて、演劇家と現場を結ぶファシリテーターとして関わり支援する。
これらの実践を通じて、コミュニティーの絆を育み、他者との健全な関わりの場を生み出すことで、多様な人々とのコミュニケーション、人々をケアする共感性のあるコミュニティーづくりに寄与し、孤立・孤独の防止を目指す。
Terms in the title (6):
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Research program:
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Parent Research Project:
Solution-Driven Co-creative R&D Program for SDGs (SOLVE for SDGs): Preventing Social Isolation & Loneliness and Creating Diversified Social Networks
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
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