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J-GLOBAL ID：202403002503741917

糖無水物及び糖類の製造方法

Inventor： 河本 晴雄 ,  南 英治 ,  野村 高志 ,  水野 ひなの ,  小林 一人 ,  三木 晃子
Applicant, Patent owner： 国立大学法人京都大学 ,  信越化学工業株式会社
Agent (1)： 弁理士法人英明国際特許事務所
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2024060551
Publication number (International publication number)：2024083454
Application date： Apr. 04, 2024
Publication date： Jun. 21, 2024
Summary：

【課題】糖無水物を簡便かつ高収率で製造する方法及び糖無水物から糖類を製造する方法を提供する。 【解決手段】(1)アセタール構造を有しない炭素数1~10のアルコール化合物の存在下で、還元性末端を有する多糖類を130~350°Cにて加熱する第1の加熱工程、(2)前記第1の加熱工程後、多糖類を加熱して熱分解させ、気体状の糖無水物を得る第2の加熱工程であって、チャーがほとんど生成しないか又はフィルム状であり、かつ一酸化炭素の生成量が多糖類絶乾質量100質量部に対し、5質量部以下となるような加熱条件にて、多糖類を長くとも60秒間加熱する第2の加熱工程、及び(3)前記気体状の糖無水物を沸点以下の温度まで冷却して回収する回収工程を含む糖無水物の製造方法。 【選択図】なし

Claim (excerpt)：

(1)アセタール構造を有しない炭素数1~10のアルコール化合物の存在下で、還元性末端を有する多糖類を130~350°Cにて加熱する第1の加熱処理を行う工程、 (2)前記第1の加熱処理した多糖類を加熱して熱分解させ、気体状の糖無水物を生成すると共に、チャーを生成せず又はフィルム状のチャーを生成し、かつ一酸化炭素を生成せず又は生成してもその生成量が前記多糖類の絶乾質量100質量部当たり5質量部以下となる第2の加熱処理を行う工程、及び (3)前記気体状の糖無水物をその沸点以下の温度まで冷却して回収する回収工程 を含む糖無水物の製造方法。

IPC (1)：

C07H 19/01

FI (1)：

C07H19/01

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (2)

• アンヒドロ糖の製造方法
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願2004-205787   Applicant：独立行政法人産業技術総合研究所, 国立大学法人金沢大学, 国立大学法人北海道大学
• 加熱装置及び方法
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願2005-234975   Applicant：空閑重則