Pat
J-GLOBAL ID:202403016587787985
高分子分散剤、セルロースファイバー樹脂組成物、及びその検査方法
Inventor:
,
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (4):
近藤 利英子
, 菅野 重慶
, 竹山 圭太
, 岡田 薫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2022168061
Publication number (International publication number):2024060659
Application date: Oct. 20, 2022
Publication date: May. 07, 2024
Summary:
【課題】疎水性媒体であるオレフィン系の熱可塑性樹脂中にセルロースファイバーを効果的に分散させることができ、その分散状態を容易に観察可能な高分子分散剤を提供する。
【解決手段】セルロースファイバーをオレフィン系の熱可塑性樹脂中に分散させるために用いる高分子分散剤であり、下記一般式(1)で表される蛍光色素メタクリレートに由来する構成単位(B-2)を有するB鎖を含むA-Bブロックコポリマーである。
TIFF
2024060659000015.tif
55
170
(R
1
はCH
2
CH
2
等を示し、R
2
は炭素数2~18のアルキレン基等を示し、R
3
~R
6
は水素原子等を示し、R
7
及びR
8
は水素原子等を示す)
【選択図】なし
Claim (excerpt):
セルロースファイバーをオレフィン系の熱可塑性樹脂中に分散させるために用いる高分子分散剤であって、
下記要件(1)~(3)を満たすポリマーである高分子分散剤。
[要件(1)]:
メタクリル酸系モノマーに由来する構成単位の含有量が90質量%以上である、A鎖及びB鎖を含むA-Bブロックコポリマーである。
[要件(2)]:
前記A鎖が、炭素数1~18のアルキルメタクリレート、t-ブチルシクロヘキシルメタクリレート、ジシクロペンタニルメタクリレート、及びジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレートからなる群より選択される少なくとも一種に由来する構成単位(A-1)を有し、数平均分子量が3,000~10,000であり、分子量分布が1.5未満である。
[要件(3)]:
前記B鎖が、2-ヒドロキシエチルメタクリレート、2-ヒドロキシプロピロメタクリレート、4-ヒドロキシブチルメタクリレート、及び2,3-ヒドロキシプロピルメタクリレートからなる群より選択される少なくとも一種に由来する構成単位(B-1)と、下記一般式(1)で表される蛍光色素メタクリレートに由来する構成単位(B-2)と、を有し、前記構成単位(B-1)の含有量が80~99.5質量%であり、前記構成単位(B-2)の含有量が0.5~5質量%であり、数平均分子量が3,000~10,000である。
IPC (4):
C08L 1/02
, C08L 23/00
, C08L 101/12
, C08F 265/06
FI (4):
C08L1/02
, C08L23/00
, C08L101/12
, C08F265/06
F-Term (22):
4J002AB012
, 4J002BB001
, 4J002BP033
, 4J002FD012
, 4J002FD203
, 4J002GC00
, 4J002GL00
, 4J002GM00
, 4J002GN00
, 4J002GQ00
, 4J026HA01
, 4J026HA11
, 4J026HA22
, 4J026HA32
, 4J026HA38
, 4J026HA43
, 4J026HB01
, 4J026HB11
, 4J026HB22
, 4J026HB32
, 4J026HB38
, 4J026HB45
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)
-
繊維強化複合材料及びその製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2006-022922
Applicant:国立大学法人京都大学, ローム株式会社, 三菱化学株式会社, 株式会社日立製作所, パイオニア株式会社, 日本電信電話株式会社
-
特許第5188765号公報
-
特許第5825653号公報
Return to Previous Page