抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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露頭断面試料の珪藻分析とフィッション・トラック年代測定を行ない,多くの既存データと放散虫化石の新データを含めて検討した。金津層の珪藻群集はほぼ同じで,Neodenticula kamtshaticaが多産し,N.koizumiが産出しないことから,N.kamtshatica帯(NPD7B)の下部亜帯NPD7Baに相当する。この亜帯の年代は6.4~5.5Maとされており,金津層は新潟標準層序の上部寺泊層に対比される。既存の放散虫・FT年年代値データからも支持される。金津層最下部とされる泥岩の放散虫化石群集はLychnocanoma magnacornuta帯に対比され,既存のFT年代値を考慮すると,下位の高立山層に含めるべきである。金津層と高立山層の関係は,時間間隙がかなりある不整合の可能性が高い。なお,金津層とされる泥岩に挟在する凝灰岩の新たなFT年代値は7.6±0.3Maである。凝灰岩上位の泥岩中の珪藻群集はNPD7Aであり,当露頭自体が大きブロックか,または金津層より下位の地層の可能性がある。