抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
プッシュ・ダウン会計の適用事例を分析することにより,企業の財務諸表で新しい会計の基礎が認識される条件を検討した。プッシュ・ダウン会計の概要とその基本的視点を示した後,ジェネンテックの事例について解説した。また,事業投資の継続性と利益測定としての利益測定の基礎が改訂されるタイミングおよび利益測定の基礎が改訂される範囲に関して論じた。その他,新しい会計の基礎を認識する条件は,事業投資の継続・非継続を判断するうえで,経済的資源に対する企業の支配と企業成果に対する株主の持分の2つの側面の位置づけ方と密接に関連する。この問題は,限界的状況において顕在化し,その処理には会計基準の基本的手法が反映される。従来のプッシュ・ダウン会計の論拠は,現行のFASBの手法とはうまく対応しないとすると,今後のプッシュ・ダウン会計の位置づけは,会計基準の体系を分析するうえでの一つの注目すべきポイントになるとした。