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J-GLOBAL ID：201302225477334012   整理番号：13A0850040

転写は,大規模クロマチン構造をほどくスーパーコイルドメインを形成・リモデルする

Transcription forms and remodels supercoiling domains unfolding large-scale chromatin structures

著者 (10件)： NAUGHTON Catherine (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR) ,  AVLONITIS Nicolaos (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR) ,  CORLESS Samuel (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR) ,  PRENDERGAST James G (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR) ,  MATI Ioulia K (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR) ,  EIJK Paul P (VU Medical Centre, Amsterdam, NLD) ,  COCKROFT Scott L (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR) ,  BRADLEY Mark (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR) ,  YLSTRA Bauke (VU Medical Centre, Amsterdam, NLD) ,  GILBERT Nick (Univ. Edinburgh, Edinburgh, GBR)
資料名： Nature Structural & Molecular Biology  (Nature Structural & Molecular Biology)
巻： 20  号： 3  ページ： 387-395  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： W0637A  ISSN： 1545-9993  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4,5,8-トリメチルプソラレンのインターカレーションを利用して,RPE1細胞ゲノムにおけるDNAスーパーコイル領域をマッピングした。第11染色体での解析では,中央値が約100kbである606のスーパーコイルドメインが染色体全体にわたって存在し,転写阻害剤がスーパーコイルの形成に影響することがわかった。スーパーコイルドメインは,GC-AT境界ならびにCTCF蛋白質結合部位に隣接していた。RNAポリメラーゼとトポイソメラーゼの活性がDNAスーパーコイルの形成をリモデルして,スーパーコイルドメインを形成すること,それにより,大規模クロマチン構造の折り畳みに影響することが明らかとなった。また,スーパーコイルドメインが,遺伝子活性化を促進するトポロジー環境を作っていると推察できた。

シソーラス用語： 遺伝学実験技術 ,  培養細胞 ,  ゲノム ,  ヒト ,  常染色体 ,  *超螺旋 ,  DNA【核酸】 ,  転写【遺伝】 ,  RNAポリメラーゼ ,  イソメラーゼ ,  クロマチン ,  位相幾何学 ,  DNA結合タンパク質 ,  ラクトン ,  芳香族縮合化合物 ,  DNAトポイソメラーゼ ,  RPE1細胞 ,  クロマチン構造 ,  ヒトゲノム ,  染色体11 ,  転写調節 ,  遺伝子発現調整 ,  遺伝子マッピング ,  遺伝
準シソーラス用語： 遺伝的調節 ,  CTCF蛋白質 ,  ゲノムマッピング ,  遺伝子発現調節

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (1件)： トリメチルプソラレン

タイトルに関連する用語 (3件)： 転写 ,  大規模 ,  クロマチン構造