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J-GLOBAL ID：201502259264198227   整理番号：15A0127384

熱電材料の(GeTe)_x(AgSbTe₂)_1-xにおける欠陥と相安定性の第一原理による調査

First-principles investigations of defect and phase stabilities in thermoelectric (GeTe)_x(AgSbTe₂)_1-x

著者 (5件)： SHINYA Hikari (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MASAGO Akira (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  FUKUSHIMA Tetsuya (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  FUNASHIMA Hiroki (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  KATAYAMA-YOSHIDA Hiroshi (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 53  号： 11  ページ： 111201.1-111201.4  発行年： 2014年11月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 疑似二元合金(GeTe)_x(AgSbTe₂)_1-x(TAGS;テルリウムアンチモンゲルマニウム銀)における欠陥と相安定性に注目した。TAGSは熱伝導率がx=0.8の濃度付近で特異な挙動を示すので,高い有効な熱電材料であることが期待される。TAGSの特異な熱伝導率及び安定した構造の起源はよく理解されていない。安定した構造を明らかにするために,点欠陥及び複雑な欠陥の形成エネルギーについて計算した。Ag-Te-Sbの鎖状構造がGeTeにおいて少ない形成エネルギーを持ちっているのがわかり,システムは,Ag-Te-Sb鎖状構造を組み立てることによって,より安定することががわかった。さらに,計算された混合エネルギーは,TAGSシステムが相分離を受ける傾向があることを示している。そのような構造では,結晶粒界は大きいフォノン散乱をことを引き起こす際に重要な役割を果たし,熱伝導率を減少させている。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *熱電材料 ,  ゲルマニウム化合物 ,  テルル化物 ,  *欠陥 ,  *相安定性 ,  *計算
準シソーラス用語： GeTe ,  *第一原理計算

分類 (2件)： 半導体と絶縁体の電気伝導一般  (BM03041P) ,  熱電デバイス  (NC03090J)

引用文献 (34件)：

• D. M. Rowe, CRC Handbook of Thermoelectrics (CRC Press, Boca Raton, FL, 1995) p. 7.
• G. J. Snyder and E. S. Toberer, Nat Mater. 7, 105 (2008).
• C. Wood, Rep. Prog. Phys. 51, 459 (1988).
• X. Ke, C. Chen, J. Yang, L. Wu, J. Thou, Q. Li, Y. Zhu, and P. R. C. Kent, Phys. Rev. Lett 103, 145502 (2009).
• L. Vadkhiya, G. Arora, A. Rathor, and B. L. Ahuja, Radiat Phys. Chem. 80, 1316 (2011).

タイトルに関連する用語 (6件)： 熱電材料 ,  GeTe ,  欠陥 ,  相安定性 ,  第一原理 ,  調査