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J-GLOBAL ID:201602245317867946   整理番号:16A0598743

ロシア東部のハスカップ果実(Lonicera caerulea L.):極性抽出物のフェノール類組成,栄養価および生物活性

Blue honeysuckle fruit (Lonicera caerulea L.) from eastern Russia: phenolic composition, nutritional value and biological activities of its polar extracts
著者 (19件):
資料名:
巻:号:ページ: 1892-1903  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究で著者らはロシア東部で自生したハスカップ(Lonicera caerulea)の包括的化学分析を行った。HPLC-DAD-ESI/MS分析からフェノール類の中でシアニジン-3-グルコシドが主な組成成分であり,栄養分析から最も重要な多量栄養素および微量栄養素として繊維,蛋白質,カルシウムおよびマグネシウムが明らかになった。脂肪酸組成はポリ不飽和脂肪酸とリノール酸が最も優勢な成分だった。さらに食品や栄養補助食品の調合に良く使用されるハスカップの水溶性抽出物およびエタノール抽出物の抗酸化作用,抗微生物作用,抗増殖作用,創傷治癒作用および免疫調節作用の複数のin vitro生物活性を評価した。果実抽出物はABTSラジカルを著しく阻害するラジカルスカベンジャーの可能性が明らかになり,これは文献データを実証したが,微生物病原体および腫瘍細胞系統に対する抑制効果はごくわずかだった。果実水抽出物はヒト線維芽細胞に対して毒性を示さなかったが,150~200μg/mLの抽出物は掻爬創アッセイによる試験時に細胞移動をわずかに促進した。ヒトのリンパ球に対するハスカップ果実水抽出物による抑制効果が示されたことは価値がある。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品の化学・栄養価  ,  果実とその加工品  ,  薬理学一般  ,  植物の生化学 

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