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J-GLOBAL ID:201602246539002360   整理番号:16A0539193

TiO2アナターゼ[101]表面でのヒ素(III)およびヒ素(IV)の吸着に及ぼすpHの影響

The effect of pH on the adsorption of arsenic(III) and arsenic(V) at the TiO2 anatase [101] surface
著者 (8件):
資料名:
巻: 462  ページ: 252-259  発行年: 2016年01月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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(101)の主たる表面をもつ八面体TiO2ナノ結晶(OTN)を水熱法により調製した。次に,ONT上でのヒ素吸着挙動について,1.0から13.5までの幅広い実験的pH域で検討した。亜ヒ酸塩(As(III))とヒ酸塩(As(V))の最大吸着は,それぞれ,pH値8と4で起った。As(III)とAs(V)の最小吸着が共にpH12で起り,次に,吸着が13.0や13.5のようなより高いpH値で再び増大することが分ったのは興味深い。著者らが知る限りでは,特に,非常に高いpH値で制御されたTiO2表面上へのヒ素吸着を報告するのは全くの新規である。これらの結果は,吸着機構を理解するうえでの助けとなるであろう。一方,PH効果をシミュレーションするために,いくつかのH+カチオン,いくつかの水分子またはOH-イオンをもつTiO2アナターゼ(101)表面の周期的スラブモデルを提起した。これらのモデルを用いることにより,As(III)とAs(V)の吸着を密度関数理論(DFT)法によってシミュレーションした。定量的には,ヒ素種,水,OH-の吸着能は,As(III)については,AsO33->OH->HAsO32->H2AsO3->H2O>H3AsO3であり,As(V)については,AsO43->OH->HAsO42->H2AsO4->H3AsO4>H2Oの順序に従った。このことは,H2AsO3がpH8での主要なAs(III)種であり,H2AsO4がpH4での主要なAs(V)種であることを意味し,最も負に荷電したイオンAsO33-とAsO43-が,高いpH値13と13.5での吸着に該当するはずである。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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塩基,金属酸化物  ,  下水,廃水の物理的処理  ,  固-液界面 
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